“民衆の敵・・・世の中、おかしくないですか!?” が、思っていた以上におもしろくて [つぶやき]
この秋から始まったテレビドラマ「民衆の敵」。
これが思っていた以上におもしろくて、毎週、録画してみています。
(ブログの更新をずっとサボっていたのに、いきなりこんな話題ですみません。)
国会はテレビ中継されるので、割と一般的に知られていると思うんですが、地方議会(都道府県議会や市町村議会)は、身近な議会ですが目にする機会は少ないと思います。
そんなせいか、地方議会がテレビや映画の一場面に取り上げられても、すごくおかしな描き方をされることが多いようです。
今回のドラマもそんなことじゃないかな?とタカをくくっていましたが、思っていた以上におもしろいんです。
もちろん、おかしいな?と思うところはあります。
第1話では、選挙戦の真っ最中に、他の候補を自分の選挙カーに乗せて演説させるなんて人はいるかな?とか、
第2話では、市長が議員の座席を決めちゃうなんて、そんなことを許す議会があるのかな?とか、初議会までに委員会の担当が決まっていないなんて、議案の審査はどうするんだろう?とか、
第3話では、どうも委員会のシーンのようなんだけど、行政側の説明員と議員が同じ側に座っているなんてどんな設定なんだろう?
など、不思議な場面があります。
ただ、地方議会の運営ってそこそこで違うので、もしかしたら取材した議会ではこんなやり方をしているのかな?(それにしても不思議ですが)と、あえてこだわらないようにして見ています。
そんなことがありつつも、「ある、ある~」と思える場面がいっぱい。
しかも、おもしろおかしく表現しながら、議員として考えさせられるシーンがすごくたくさん盛り込まれています。
テレビドラマに仕立てるために、実際とは違う部分もあり、もう少しリアルに描いてほしいなと思うところもあります。
また、いまのところ議会以外のシーンが多くて、やっぱり議会のシーンになると間違った描き方をされちゃうのかな?なんて心配もありますが、、、
それにしても、かなりこれはおもしろいドラマだと思います。
カメラ目線でさらっと「働けば働くほど、貧乏になる職業な~んだ?」(小出未亜)なんてのも、くすっと笑えます。「貧乏」になるなんてことはないと思いますが・・・
ところで、第3話で市民から寄せられた相談。
・・・「民衆の敵」では「陳情」といわれていますが、議会で「陳情」というと、「請願」に準じて議会の議題になるものと受け取られてしまいます。私やその周りでは「市民からの相談」とか「生活相談」などと言っています。・・・
で、この相談は、地域の若者が誘拐犯として逮捕されたけれど冤罪(ここも?がつきますが)だということなのですが、その裏に、生活困窮の母子家庭の問題があります。
一緒に見ていたわが子から「こんな相談も受けるの?」と聞かれました。
このまんまの相談はいまのところはありませんが、このストーリーのなかのいくつかの要素は、リアルで相談をお受けしています。
ですから、「こういうときはこうする」とか「あそこのところはどうしたんだろう?」などと、考えながら視聴しています。
例えば、かのんちゃんのお母さん=裕子さんは、蒸発した夫が残していった借金の返済でいくつもの仕事を掛け持ちして働いても生活は困窮しています。
こんな時は、まず、この借金の整理をします。自己破産することも選択肢になります。
「蒸発した夫」との関係はどうなっているでしょうか?ここへの対応も気になるところです。
児童扶養手当は受けているでしょうか?
小学生のお子さんを夜、一人残してまでも働かなければならないような状態なら、むしろ生活保護で足りない分を補うことも考えられます。
ドラマの中では、かのんちゃんが児童養護施設に引き取られるのではないかと心配されていたようですが、こんな場合は自治体の相談員が事情を聴き取りながら慎重に対応します。江別市役所なら、子育て支援室の子育て支援課が対応しますし、問題によっては他の課とも連携して対応します。
これらのことは、地域の民生委員さんが情報をキャッチして対応している場合もありますし、議員の所に相談が持ち込まれれば、市役所に同行して一緒に問題解決のサポートをさせていただきます。
犯罪の容疑がかけられた青年への対応は、たぶん、弁護士さんに相談します。
そんなことをあれこれ考えながら、このテレビドラマを見ています。
そうそう、市議会議員に当選したとき、佐藤智子議員は夫さんのお母様から辞書をプレゼントされたようで、議会の資料を読むときに使っていますね。
実は私、議員になった時に、新しい辞書を買いました。
もともと辞書は好きなのですが、議員控室の机の引き出しに入れておけるように、コンパクトなサイズのものを買いました。
これは、議会の資料を読むときに使うことはほとんどなく、おもに自分で原稿を書くときに言葉遣いを間違えないようにと、使っています。
議会に出てくる資料には行政用語が多く、一般的な辞書には出ていないこともしばしば。
いまでこそ、パソコンを使うのが当たり前で、インターネットで調べることも容易ですので、当選した当時(1999年)と比べてその点では楽になりました。
これが思っていた以上におもしろくて、毎週、録画してみています。
(ブログの更新をずっとサボっていたのに、いきなりこんな話題ですみません。)
国会はテレビ中継されるので、割と一般的に知られていると思うんですが、地方議会(都道府県議会や市町村議会)は、身近な議会ですが目にする機会は少ないと思います。
そんなせいか、地方議会がテレビや映画の一場面に取り上げられても、すごくおかしな描き方をされることが多いようです。
今回のドラマもそんなことじゃないかな?とタカをくくっていましたが、思っていた以上におもしろいんです。
もちろん、おかしいな?と思うところはあります。
第1話では、選挙戦の真っ最中に、他の候補を自分の選挙カーに乗せて演説させるなんて人はいるかな?とか、
第2話では、市長が議員の座席を決めちゃうなんて、そんなことを許す議会があるのかな?とか、初議会までに委員会の担当が決まっていないなんて、議案の審査はどうするんだろう?とか、
第3話では、どうも委員会のシーンのようなんだけど、行政側の説明員と議員が同じ側に座っているなんてどんな設定なんだろう?
など、不思議な場面があります。
ただ、地方議会の運営ってそこそこで違うので、もしかしたら取材した議会ではこんなやり方をしているのかな?(それにしても不思議ですが)と、あえてこだわらないようにして見ています。
そんなことがありつつも、「ある、ある~」と思える場面がいっぱい。
しかも、おもしろおかしく表現しながら、議員として考えさせられるシーンがすごくたくさん盛り込まれています。
テレビドラマに仕立てるために、実際とは違う部分もあり、もう少しリアルに描いてほしいなと思うところもあります。
また、いまのところ議会以外のシーンが多くて、やっぱり議会のシーンになると間違った描き方をされちゃうのかな?なんて心配もありますが、、、
それにしても、かなりこれはおもしろいドラマだと思います。
カメラ目線でさらっと「働けば働くほど、貧乏になる職業な~んだ?」(小出未亜)なんてのも、くすっと笑えます。「貧乏」になるなんてことはないと思いますが・・・
ところで、第3話で市民から寄せられた相談。
・・・「民衆の敵」では「陳情」といわれていますが、議会で「陳情」というと、「請願」に準じて議会の議題になるものと受け取られてしまいます。私やその周りでは「市民からの相談」とか「生活相談」などと言っています。・・・
で、この相談は、地域の若者が誘拐犯として逮捕されたけれど冤罪(ここも?がつきますが)だということなのですが、その裏に、生活困窮の母子家庭の問題があります。
一緒に見ていたわが子から「こんな相談も受けるの?」と聞かれました。
このまんまの相談はいまのところはありませんが、このストーリーのなかのいくつかの要素は、リアルで相談をお受けしています。
ですから、「こういうときはこうする」とか「あそこのところはどうしたんだろう?」などと、考えながら視聴しています。
例えば、かのんちゃんのお母さん=裕子さんは、蒸発した夫が残していった借金の返済でいくつもの仕事を掛け持ちして働いても生活は困窮しています。
こんな時は、まず、この借金の整理をします。自己破産することも選択肢になります。
「蒸発した夫」との関係はどうなっているでしょうか?ここへの対応も気になるところです。
児童扶養手当は受けているでしょうか?
小学生のお子さんを夜、一人残してまでも働かなければならないような状態なら、むしろ生活保護で足りない分を補うことも考えられます。
ドラマの中では、かのんちゃんが児童養護施設に引き取られるのではないかと心配されていたようですが、こんな場合は自治体の相談員が事情を聴き取りながら慎重に対応します。江別市役所なら、子育て支援室の子育て支援課が対応しますし、問題によっては他の課とも連携して対応します。
これらのことは、地域の民生委員さんが情報をキャッチして対応している場合もありますし、議員の所に相談が持ち込まれれば、市役所に同行して一緒に問題解決のサポートをさせていただきます。
犯罪の容疑がかけられた青年への対応は、たぶん、弁護士さんに相談します。
そんなことをあれこれ考えながら、このテレビドラマを見ています。
そうそう、市議会議員に当選したとき、佐藤智子議員は夫さんのお母様から辞書をプレゼントされたようで、議会の資料を読むときに使っていますね。
実は私、議員になった時に、新しい辞書を買いました。
もともと辞書は好きなのですが、議員控室の机の引き出しに入れておけるように、コンパクトなサイズのものを買いました。
これは、議会の資料を読むときに使うことはほとんどなく、おもに自分で原稿を書くときに言葉遣いを間違えないようにと、使っています。
議会に出てくる資料には行政用語が多く、一般的な辞書には出ていないこともしばしば。
いまでこそ、パソコンを使うのが当たり前で、インターネットで調べることも容易ですので、当選した当時(1999年)と比べてその点では楽になりました。
アミノ酸肥料化事業導入に関する陳情は、委員会で不採択となりました [環境・ごみ]
江別市議会の第3回定例会(9月議会)に、表題にある「アミノ酸肥料化」にかかわる2件の陳情が提出されました。
市町村資源化協会の方と北海道農家消費者連盟石狩地区の方の連名による陳情です。
「2件」というのは、同様の内容で、下水汚泥と家庭生ごみ等の処理について、それぞれ提出されたということです。
結果から申しますと、審査が付託された下水汚泥の経済建設常任委員会(私が入ってます)と家庭生ごみの生活福祉常任委員、いずれも全会一致での不採択です。
陳情の内容は、江別市の下水汚泥や家庭系生ごみの処理について、アミノ酸肥料化によって処理する事業導入に向け検討するための調査費を予算計上することや、民間のアミノ酸肥料化工場の誘致を求めるものです。
下水汚泥や生ごみを生かすことは、望ましいことではあります。
ただ、この陳情に書かれているアミノ酸肥料化は、高温高圧で処理する方法が提示されており、これは陳情団体が関係している団体の理事長が特許を取得しているものなので、特定の団体の利益につながることになり得るので、議会がそれにお墨付きを与えるのはふさわしくないのではないかと思います。
また、例えば私が所属する経済建設常任委員会で審査した江別市の下水汚泥は、既に昭和55年から肥料化しており、100%緑農地還元しています。
利用先は農家さん53件・市民1973人(平成28年度)で、多くの方によろこばれています。
「普通肥料」として登録されており、当市の浄化センターでの一連の処理の過程でつくられていることから、コストも抑えられているものです。
(江別市の下水道の資料(平成27年)をリンクさせておきます)
ですから、少なくとも現在の施設が維持されている間は、新しい施設を建てて肥料化事業をするようなことにはならず、ましてや陳情の2項目に書かれているように、工場を誘致して委託料を払って加工することも考えにくいことです。
生ごみについても、ごみの処理施設は分別方法も前提に選定されるもので、さらに現在の施設は延命化も検討するとのことで、当面、大きく変えることは考えにくいところです。
また、生ごみの再利用自体は私としても追求したい課題ですが、新たな分別をする際には収集回数や方法、運搬車の手配と作業員の増員といった課題もクリアしなければなりません。
こうしたことから日本共産党議員団では、この陳情は不採択と判断しました。(他のすべての会派も不採択)
次に市の施設を建て替えるときやごみの分別方法を見直す際には、特定の方法に縛られることなく、さまざまな方法の中から江別市に合ったやり方を見つけていきたいと思います。
その時には、市民全体で議論したいと思いますので、ぜひ、お知恵を貸してください。
市町村資源化協会の方と北海道農家消費者連盟石狩地区の方の連名による陳情です。
「2件」というのは、同様の内容で、下水汚泥と家庭生ごみ等の処理について、それぞれ提出されたということです。
結果から申しますと、審査が付託された下水汚泥の経済建設常任委員会(私が入ってます)と家庭生ごみの生活福祉常任委員、いずれも全会一致での不採択です。
陳情の内容は、江別市の下水汚泥や家庭系生ごみの処理について、アミノ酸肥料化によって処理する事業導入に向け検討するための調査費を予算計上することや、民間のアミノ酸肥料化工場の誘致を求めるものです。
下水汚泥や生ごみを生かすことは、望ましいことではあります。
ただ、この陳情に書かれているアミノ酸肥料化は、高温高圧で処理する方法が提示されており、これは陳情団体が関係している団体の理事長が特許を取得しているものなので、特定の団体の利益につながることになり得るので、議会がそれにお墨付きを与えるのはふさわしくないのではないかと思います。
また、例えば私が所属する経済建設常任委員会で審査した江別市の下水汚泥は、既に昭和55年から肥料化しており、100%緑農地還元しています。
利用先は農家さん53件・市民1973人(平成28年度)で、多くの方によろこばれています。
「普通肥料」として登録されており、当市の浄化センターでの一連の処理の過程でつくられていることから、コストも抑えられているものです。
(江別市の下水道の資料(平成27年)をリンクさせておきます)
ですから、少なくとも現在の施設が維持されている間は、新しい施設を建てて肥料化事業をするようなことにはならず、ましてや陳情の2項目に書かれているように、工場を誘致して委託料を払って加工することも考えにくいことです。
生ごみについても、ごみの処理施設は分別方法も前提に選定されるもので、さらに現在の施設は延命化も検討するとのことで、当面、大きく変えることは考えにくいところです。
また、生ごみの再利用自体は私としても追求したい課題ですが、新たな分別をする際には収集回数や方法、運搬車の手配と作業員の増員といった課題もクリアしなければなりません。
こうしたことから日本共産党議員団では、この陳情は不採択と判断しました。(他のすべての会派も不採択)
次に市の施設を建て替えるときやごみの分別方法を見直す際には、特定の方法に縛られることなく、さまざまな方法の中から江別市に合ったやり方を見つけていきたいと思います。
その時には、市民全体で議論したいと思いますので、ぜひ、お知恵を貸してください。
道庁との交渉-家賃減免制度がきちんと実施されていますか? [福祉・くらしの話題]
8月8日、石狩地区の日本共産党議員団で道庁に行ってきました。
新年度の予算に関する要望ということですが、江別市からは道営住宅の家賃減免制度を正しく行うことを求めました。
他にも福祉施策に関する要望も出しているのですが、それは5月に行った全道の日本共産党議員が集まって行った交渉の際に訴えています。
今回は、そのとき漏れた項目について、追加での交渉です。
道営住宅の家賃減免は、江別市では市民団体の運動もあって、この数年間で大きく改善しています。
ところが私の所に、他の振興局管内にお住まいの方からご相談があり、減免制度のことが正しく説明されていないようすがわかり、道庁に対し、各振興局や管理の委託先に減免制度が正しく実施されるよう、徹底することを訴えてきました。
道営住宅の家賃減免制度なんですから、道内の市町村、どこに住んでいても同じように正しく実施されなければなりません。でないと、不公平です。
もしも窓口の担当者が間違ったことを入居者に伝えたら、普通はそれを信じてしまいますよね。
公的な機関で間違いがあれば、信頼を失うことになります。
もしかすると、生活に困窮されている方が追いつめられてしまうことになるかも知れません。
公営住宅は、入居基準から所得の低い方が対象になっているのですから、家賃の負担で生活が圧迫されることも考えられます。
ギリギリの生活を何とか守ろうとして、もしかすると家賃の滞納を引き起こしてしまうかも知れません。
ですから、本来なら入居者にはわかりやすく家賃の減免制度が広報されていなければなりませんし、問い合わせに対しては正確に答えなければなりません。
こうした基本的なことがなっていない事例がわかりましたので、きっちりと改善するよう、強く訴えてきました。
道営住宅の家賃減免については、「北海道営住宅条例」の第16条に定められています。
以下、コピーです。
-----------------------------
(家賃の減免又は徴収猶予)
第16条 知事は、次の各号のいずれかに該当する特別の事情がある場合において家賃の減免又は徴収の猶予の必要があると認めるときは、規則で定めるところにより、当該家賃の減免又は徴収の猶予をすることができる。
(1) 入居者の収入が著しく低額であるとき。
(2) 入居者又は同居者が病気にかかっているとき。
(3) 入居者又は同居者が災害により著しい損害を受けたとき。
(4) その他前3号に準ずる特別の事情があるとき。
-----------------------------
北海道のホームページにも「入居される方の収入状況等によっては家賃を減免できる場合があります」と書かれています。
ところが入居者に渡されるしおりには、「入居者が失業等により収入がなくなったとき又は低くなったとき」「病気になったり、災害にあったときなど真に救済が必要なとき」と書かれていて、これでは特別な事情があったときにしか使えない制度だと誤解を与えかねません。
このことも指摘しておきました。
整備されている制度は、必要な方にちゃんと使っていただいてこそ! です。
先日の生活と健康を守る会の新聞には公営住宅の家賃減免制度の記事が出ていて、なんと道営住宅の減免制度が紹介されていました。
もしかしたら私も? と思われる方は、ぜひ確認してみてください。
新年度の予算に関する要望ということですが、江別市からは道営住宅の家賃減免制度を正しく行うことを求めました。
他にも福祉施策に関する要望も出しているのですが、それは5月に行った全道の日本共産党議員が集まって行った交渉の際に訴えています。
今回は、そのとき漏れた項目について、追加での交渉です。
道営住宅の家賃減免は、江別市では市民団体の運動もあって、この数年間で大きく改善しています。
ところが私の所に、他の振興局管内にお住まいの方からご相談があり、減免制度のことが正しく説明されていないようすがわかり、道庁に対し、各振興局や管理の委託先に減免制度が正しく実施されるよう、徹底することを訴えてきました。
道営住宅の家賃減免制度なんですから、道内の市町村、どこに住んでいても同じように正しく実施されなければなりません。でないと、不公平です。
もしも窓口の担当者が間違ったことを入居者に伝えたら、普通はそれを信じてしまいますよね。
公的な機関で間違いがあれば、信頼を失うことになります。
もしかすると、生活に困窮されている方が追いつめられてしまうことになるかも知れません。
公営住宅は、入居基準から所得の低い方が対象になっているのですから、家賃の負担で生活が圧迫されることも考えられます。
ギリギリの生活を何とか守ろうとして、もしかすると家賃の滞納を引き起こしてしまうかも知れません。
ですから、本来なら入居者にはわかりやすく家賃の減免制度が広報されていなければなりませんし、問い合わせに対しては正確に答えなければなりません。
こうした基本的なことがなっていない事例がわかりましたので、きっちりと改善するよう、強く訴えてきました。
道営住宅の家賃減免については、「北海道営住宅条例」の第16条に定められています。
以下、コピーです。
-----------------------------
(家賃の減免又は徴収猶予)
第16条 知事は、次の各号のいずれかに該当する特別の事情がある場合において家賃の減免又は徴収の猶予の必要があると認めるときは、規則で定めるところにより、当該家賃の減免又は徴収の猶予をすることができる。
(1) 入居者の収入が著しく低額であるとき。
(2) 入居者又は同居者が病気にかかっているとき。
(3) 入居者又は同居者が災害により著しい損害を受けたとき。
(4) その他前3号に準ずる特別の事情があるとき。
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北海道のホームページにも「入居される方の収入状況等によっては家賃を減免できる場合があります」と書かれています。
ところが入居者に渡されるしおりには、「入居者が失業等により収入がなくなったとき又は低くなったとき」「病気になったり、災害にあったときなど真に救済が必要なとき」と書かれていて、これでは特別な事情があったときにしか使えない制度だと誤解を与えかねません。
このことも指摘しておきました。
整備されている制度は、必要な方にちゃんと使っていただいてこそ! です。
先日の生活と健康を守る会の新聞には公営住宅の家賃減免制度の記事が出ていて、なんと道営住宅の減免制度が紹介されていました。
もしかしたら私も? と思われる方は、ぜひ確認してみてください。
あなたの所では、ごみステーションをどんな風にしてますか? [環境・ごみ]
第2回定例会、いわゆる6月議会の一般質問のご報告です。
そろそろ、私たち日本共産党議員団がつくった『えべつ民報』が配布され始めているのではないかと思います。
今回の議会で一般質問を行い、そのうちの一つのテーマが家庭系ごみのご見出しに関すること。日々の暮らしに関わることで、頭を悩ませている方もおられるのではないでしょうか?
この記事でお伝えするのは、戸建て住宅で設置するごみステーションのこと。
市役所からは、ごみステーションのカラス除け対策として「カラス除けサークル」が推奨されています。
ところがこれだと、ごみの量が多くなってしまった時とか、上にかぶせているネットに隙間ができたり、場合によってはカラスがネットをよけたりして、中のごみが荒らされることもあります。
私は、二羽のカラスがネットをくちばしで持ち上げ、もう一羽がその間からもぐり込むという共同作業まで目撃したことがあります。
そんなこともあるからでしょう。市内各所で、ステンレス製など金属製や木製の手づくりのごみボックスを設置されている所も多くあります。
ですから「うちの所でも」と考え、市役所の担当に申し出ると、ごみステーションは、ごみ収集後に片づけられるような移動可能なものをと言われてしまいます。そして、金属製など固定式のものは「良いとは言えません」と言われちゃったりします。
こういったご相談を受け、さらに我が家の所でも同様の問題もあり、今回の一般質問で固定式のごみボックスも認めてはどうかと質問しました。
固定式といっても、道路に固定するわけではなく据え置くということ。
ただ、私も質問の中で触れたのですが、どこでも認めるというのではなく、その場所がどんな道路なのか、交通量や周辺にお住まいの方たちの道路の利用状況などで支障がないか、地域の実情も聞き助言しながら認めるよう求める質問をしました。
車の交通量の多い幹線道路は避けるとか、除雪作業への支障が少ない場所を選ぶとか、配慮すべきこともあると思います。
実際、業者さんが除雪作業中にごみボックスを損傷させてしまい、対応に苦慮されたケースもお聞きします。
道路は市(北海道や国の場合もあります)の施設ですので、基本的には固定物で占有するものではなく、占有する場合は料金が必要となる場合もあるものですから、利用の仕方は節度が求められます。
ごみステーションの場合は、公共の福祉向上の観点で考えることができると思いますが、それでもやはりきちんと相談した上でごみボックスの設置をするべきだと思います。
そんなことも踏まえながら、道路脇にステンレス製等のごみボックスの設置を認めるよう、求めました。
答弁は、通行の支障や交通安全や道路景観、除雪作業等への影響も懸念されるとしながらも、
「今後におきましては、固定式ボックスの市道(注:江別市ですから市道についてしか責任もって答えることはできません。道道や国道については別です)への設置について地域から相談があった場合には、関係部局と連携し、地域の実情に即して個別にきめ細かな対応をして」いくというものでした。
実は、こんなにすんなりと答弁されるとは思っていませんでした。
ですので、我が家の前のごみステーションには、折りたたんで片づけることのできるタイプのボックスを購入したばかり。一般質問まで待つべきだったと、ちょっと後悔しています。
そろそろ、私たち日本共産党議員団がつくった『えべつ民報』が配布され始めているのではないかと思います。
今回の議会で一般質問を行い、そのうちの一つのテーマが家庭系ごみのご見出しに関すること。日々の暮らしに関わることで、頭を悩ませている方もおられるのではないでしょうか?
この記事でお伝えするのは、戸建て住宅で設置するごみステーションのこと。
市役所からは、ごみステーションのカラス除け対策として「カラス除けサークル」が推奨されています。
ところがこれだと、ごみの量が多くなってしまった時とか、上にかぶせているネットに隙間ができたり、場合によってはカラスがネットをよけたりして、中のごみが荒らされることもあります。
私は、二羽のカラスがネットをくちばしで持ち上げ、もう一羽がその間からもぐり込むという共同作業まで目撃したことがあります。
そんなこともあるからでしょう。市内各所で、ステンレス製など金属製や木製の手づくりのごみボックスを設置されている所も多くあります。
ですから「うちの所でも」と考え、市役所の担当に申し出ると、ごみステーションは、ごみ収集後に片づけられるような移動可能なものをと言われてしまいます。そして、金属製など固定式のものは「良いとは言えません」と言われちゃったりします。
こういったご相談を受け、さらに我が家の所でも同様の問題もあり、今回の一般質問で固定式のごみボックスも認めてはどうかと質問しました。
固定式といっても、道路に固定するわけではなく据え置くということ。
ただ、私も質問の中で触れたのですが、どこでも認めるというのではなく、その場所がどんな道路なのか、交通量や周辺にお住まいの方たちの道路の利用状況などで支障がないか、地域の実情も聞き助言しながら認めるよう求める質問をしました。
車の交通量の多い幹線道路は避けるとか、除雪作業への支障が少ない場所を選ぶとか、配慮すべきこともあると思います。
実際、業者さんが除雪作業中にごみボックスを損傷させてしまい、対応に苦慮されたケースもお聞きします。
道路は市(北海道や国の場合もあります)の施設ですので、基本的には固定物で占有するものではなく、占有する場合は料金が必要となる場合もあるものですから、利用の仕方は節度が求められます。
ごみステーションの場合は、公共の福祉向上の観点で考えることができると思いますが、それでもやはりきちんと相談した上でごみボックスの設置をするべきだと思います。
そんなことも踏まえながら、道路脇にステンレス製等のごみボックスの設置を認めるよう、求めました。
答弁は、通行の支障や交通安全や道路景観、除雪作業等への影響も懸念されるとしながらも、
「今後におきましては、固定式ボックスの市道(注:江別市ですから市道についてしか責任もって答えることはできません。道道や国道については別です)への設置について地域から相談があった場合には、関係部局と連携し、地域の実情に即して個別にきめ細かな対応をして」いくというものでした。
実は、こんなにすんなりと答弁されるとは思っていませんでした。
ですので、我が家の前のごみステーションには、折りたたんで片づけることのできるタイプのボックスを購入したばかり。一般質問まで待つべきだったと、ちょっと後悔しています。
江別の魅力は「食」!? ・・・えべチュンは意外にも・・・ [市政の話題]
江別市ではいま、来年度からスタートする観光振興計画(5年間)の策定に向けて、その基礎となる調査を始めています。
前回の記事は観光入込客数のことでしたが、5月31日の経済建設常任委員会に報告された内容はぐっとシビアな調査結果です。
「江別市観光振興計画基礎調査」の概要が委員会に報告されたのですが、基礎調査として、国や北海道の現状調査のほか、江別市の観光資源に関するインターネット調査や姉妹事業者へのアンケート調査が行われているとのこと。
その報告の中で興味深かったのが、インターネットを使って500名から回答を得た江別市地域ブランド調査結果。
江別市近郊に住む人を対象に、江別市の観光資源に関する魅力度・認知度や、江別市への来訪状況等について調査したもので、そのうち魅力度と認知度を縦軸と横軸にとった散布図が示されました。
それによると、魅力度の高かったものは「江別のパン」「江別のスイーツ」「町村農場ミルクガーデン」など、食に関するの。
ただし、そのどれもが認知度では10~20%台。
認知度・魅力度ともに60%を超えたのは、野幌森林公園となっていました。
で、えべチュンは?というと、魅力度20数%。
セラミックアートセンターや河川防災ステーションより魅力度が低く出ていましたので、さすがに驚きました。
江別の子どもたちには人気者だと思っていただけに、市外の方から見るとキャラクターってこんな評価になるのかと、愕然としました。
まあ冷静に考えれば、観光という切り口で「えべチュン」というのも、無理があるのかもしれません。
ちなみに、このグラフの中に示されたもののうち、唯一、わからなかったのが「江別のパワースポット」
私、普段は委員会で「これは何ですか?」みたいな質疑はしませんが、今回は率直にお聞きしました。
答えは「江別神社」
縁結びの神社ということで、「知る人ぞ知る」存在のようです。
魅力度は「やきもの市」や「セラミックアートセンター」と同様に40%に迫っていましたが、認知度は数%。
今回の市議会・経済建設常任委員会に示された資料は、基礎調査のごく一部のようです。
江別市の観光振興計画策定に向け、7月には市長から経済審議会に諮問。専門部会を立ち上げ審議される予定となっています。
計画のパブリックコメントは、今年の年末から来年1月あたりを予定しているようですので、その際にはぜひご意見を。
私も議会からチェックしていきます。
なお、経済建設常任委員会に提出された資料は、市役所の情報公開コーナーや議会事務局で閲覧することができますので、ご利用ください。
前回の記事は観光入込客数のことでしたが、5月31日の経済建設常任委員会に報告された内容はぐっとシビアな調査結果です。
「江別市観光振興計画基礎調査」の概要が委員会に報告されたのですが、基礎調査として、国や北海道の現状調査のほか、江別市の観光資源に関するインターネット調査や姉妹事業者へのアンケート調査が行われているとのこと。
その報告の中で興味深かったのが、インターネットを使って500名から回答を得た江別市地域ブランド調査結果。
江別市近郊に住む人を対象に、江別市の観光資源に関する魅力度・認知度や、江別市への来訪状況等について調査したもので、そのうち魅力度と認知度を縦軸と横軸にとった散布図が示されました。
それによると、魅力度の高かったものは「江別のパン」「江別のスイーツ」「町村農場ミルクガーデン」など、食に関するの。
ただし、そのどれもが認知度では10~20%台。
認知度・魅力度ともに60%を超えたのは、野幌森林公園となっていました。
で、えべチュンは?というと、魅力度20数%。
セラミックアートセンターや河川防災ステーションより魅力度が低く出ていましたので、さすがに驚きました。
江別の子どもたちには人気者だと思っていただけに、市外の方から見るとキャラクターってこんな評価になるのかと、愕然としました。
まあ冷静に考えれば、観光という切り口で「えべチュン」というのも、無理があるのかもしれません。
ちなみに、このグラフの中に示されたもののうち、唯一、わからなかったのが「江別のパワースポット」
私、普段は委員会で「これは何ですか?」みたいな質疑はしませんが、今回は率直にお聞きしました。
答えは「江別神社」
縁結びの神社ということで、「知る人ぞ知る」存在のようです。
魅力度は「やきもの市」や「セラミックアートセンター」と同様に40%に迫っていましたが、認知度は数%。
今回の市議会・経済建設常任委員会に示された資料は、基礎調査のごく一部のようです。
江別市の観光振興計画策定に向け、7月には市長から経済審議会に諮問。専門部会を立ち上げ審議される予定となっています。
計画のパブリックコメントは、今年の年末から来年1月あたりを予定しているようですので、その際にはぜひご意見を。
私も議会からチェックしていきます。
なお、経済建設常任委員会に提出された資料は、市役所の情報公開コーナーや議会事務局で閲覧することができますので、ご利用ください。
23年ぶりに100万人を突破! [市政の話題]
先日の経済建設常任委員会、
部局からの報告のもう一件は、平成28年度の江別への観光入込客数が、平成5年度以来23年ぶりに100万人を突破したというものです。
平成26年度が709,449人、
平成27年度が926,114人から、
平成28年度が1,046,102人となったとのこと。
この観光入込客数は、どこに来られたお客さんかというと、野幌森林公園が407,822人、野幌総合運動公園が153,257人、㈱町村農場が45,734人、トンデンファームが50,530人、アースドリーム角山農場が54,260人、江別河川防災ステーションが65,555人、そして平成28年3月にオープンした EBRI が205,546人、その他63,398人で、合計1,046,102人。
アースドリーム角山農場は新しくできた観光施設ですので、まるまるプラス要素になります。
ほとんどの施設は増えたり減ったり。
野幌総合運動公園とトンデンファームはこの3年間、増加傾向。
さて、野幌森林公園ですが、増減理由の説明を聞くと、平成27年4月に北海道博物館がリニューアルオープンして平成27年度は観光客が増加、平成28年度はオープンの効果が一段落して前年度より減ったことによると・・・
そこで???と疑問。
野幌森林公園の観光客数と北海道博物館がどう関係しているのか、不思議に感じたのですが、なんと!江別市の観光入込客数のカウントの方法として、札幌市厚別区の北海道博物館(以前の開拓記念館)に来られたお客さんの一部は、江別市の野幌森林公園にも回るだろうとの考え方で推計しているのだとか。。。
人数を数えるのって、入り口等でカウンターを持った人が計測するだとか、イベント会場等で全体を見渡して目測で数えるのだとか思っていましたから、この説明には少々面喰いました。
え~~~!? と、心の中で思いましたが、ここでツッコミを入れても、過去からそういう方法で集計してきたのなら、数える方法を変更するのも過去からの変化が見られなくなるしと自問自答し、質疑はしないでおきました。
まあ、ここのところは今回の報告のポイントではないので、そのうち機会をとらえて考えます。
EBRIはご存知の通り、江別市が買い取った旧ヒダ工場を民間が活用してオープンさせた施設。
レストランや雑貨屋さん、洋服屋さんやコーヒー屋さん、HUGなどと言ったお店などと、江別の観光案内所とアンテナショップが入っていて、最近ではお客さんの入り方も落ち着いてきたようではありますが、それでも割とにぎやかな感じで、イベントがあればすごい賑わいです。
EBRIは、平成28年度で205,546人の観光客を呼び込んでいますので、100人突破の大きな要素になっているのは間違いありません。
この施設が、ず~っとお客さんに来ていただけるように、市としてもうまく連携して行っていただきたい旨の質疑をしておきました。
(インターネット上の写真を転載)
部局からの報告のもう一件は、平成28年度の江別への観光入込客数が、平成5年度以来23年ぶりに100万人を突破したというものです。
平成26年度が709,449人、
平成27年度が926,114人から、
平成28年度が1,046,102人となったとのこと。
この観光入込客数は、どこに来られたお客さんかというと、野幌森林公園が407,822人、野幌総合運動公園が153,257人、㈱町村農場が45,734人、トンデンファームが50,530人、アースドリーム角山農場が54,260人、江別河川防災ステーションが65,555人、そして平成28年3月にオープンした EBRI が205,546人、その他63,398人で、合計1,046,102人。
アースドリーム角山農場は新しくできた観光施設ですので、まるまるプラス要素になります。
ほとんどの施設は増えたり減ったり。
野幌総合運動公園とトンデンファームはこの3年間、増加傾向。
さて、野幌森林公園ですが、増減理由の説明を聞くと、平成27年4月に北海道博物館がリニューアルオープンして平成27年度は観光客が増加、平成28年度はオープンの効果が一段落して前年度より減ったことによると・・・
そこで???と疑問。
野幌森林公園の観光客数と北海道博物館がどう関係しているのか、不思議に感じたのですが、なんと!江別市の観光入込客数のカウントの方法として、札幌市厚別区の北海道博物館(以前の開拓記念館)に来られたお客さんの一部は、江別市の野幌森林公園にも回るだろうとの考え方で推計しているのだとか。。。
人数を数えるのって、入り口等でカウンターを持った人が計測するだとか、イベント会場等で全体を見渡して目測で数えるのだとか思っていましたから、この説明には少々面喰いました。
え~~~!? と、心の中で思いましたが、ここでツッコミを入れても、過去からそういう方法で集計してきたのなら、数える方法を変更するのも過去からの変化が見られなくなるしと自問自答し、質疑はしないでおきました。
まあ、ここのところは今回の報告のポイントではないので、そのうち機会をとらえて考えます。
EBRIはご存知の通り、江別市が買い取った旧ヒダ工場を民間が活用してオープンさせた施設。
レストランや雑貨屋さん、洋服屋さんやコーヒー屋さん、HUGなどと言ったお店などと、江別の観光案内所とアンテナショップが入っていて、最近ではお客さんの入り方も落ち着いてきたようではありますが、それでも割とにぎやかな感じで、イベントがあればすごい賑わいです。
EBRIは、平成28年度で205,546人の観光客を呼び込んでいますので、100人突破の大きな要素になっているのは間違いありません。
この施設が、ず~っとお客さんに来ていただけるように、市としてもうまく連携して行っていただきたい旨の質疑をしておきました。
(インターネット上の写真を転載)
石狩川・千歳川合流地点における堤防整備 [市政の話題]
石狩川・千歳川合流地点の堤防整備については、2016年1月31日にブログに書いて以来の投稿になります。
この間、北海道開発局は説明会を行ったり、対象地区の測量を行ったりするなど、準備を進めてきていました。
5月11日に江別市議会経済建設常任委員会が開かれ、この工事に関係する市の建設部と経済部から、この間の経過と用地測量の結果が開発局から示されたとの報告がありました。
この堤防整備で、経済部が所管する旧岡田倉庫に影響が及ぶ可能性があることから、経済部も対応してきています。
これまでの議論の経過としては、旧岡田倉庫を守ろうとする市民のなかから堤防整備を疑問視する意見が出され、議会の中でもそれを取り上げて質疑する会派があったことから、この場所の堤防整備が先送りされるのではないかと心配もありました。が、この間の委員会で、経済部から旧岡田倉庫移転の方向が示されていたためか、今回の委員会では特に発言はありませんでした。
というより、発言した委員は私一人でした。
旧岡田倉庫は江別市の歴史のひとこまを映し出す建物ですので、重要な問題ではあります。
ただ、それ以上に考えなければならないのは、水害から地域住民を守ることであり、さらにこの工事で影響を受ける市民の不安に対応することだと思います。
ですので、今後の予定について、現時点での市の姿勢について質疑しました。
測量の結果、堤防がかかる新しい河川敷地は、ハローワークの裏~消防署江別出張所の裏~旧岡田住宅の裏といったラインまでかかることが示されました。
ですので、市の施設としてはかわぎし公園や旧岡田倉庫が敷地に含まれますし、民間の会社や住宅、高齢者施設なども影響を受けることになります。
今後、移転の問題や補償のことなど、具体的に進んでいくことになりますので、市としても丁寧な対応が必要になってきます。
北海道開発局は、今年度、物件調査を実施し、その後地権者との協議を行うとのこと。
かわぎし公園については、利用実態や周辺の公園配置の状況、地域住民の意見や北海道の協議等を踏まえて、江別市としての方針を検討するとのこと。
旧岡田倉庫については、北海道開発局と情報交換を行いつつ、他の地権者の動向にも注視しながら移転候補地を検討するということでした。
委員会の開催に先立ち、現地の写真を撮ってきましたので、あわせてアップしておきます。
ここがかわぎし公園。
河川敷地を示す標識が建てられています。
左側の黒い建物が、消防署江別出張所。
この先の白い建物が、民間の高齢者施設です。
堤防の上から川下のようす。
左側に見える民間の建物も河川敷地に入ります。
現在の堤防と、旧岡田倉庫。
堤防の上から千歳川の向こう側、河川防災ステーション。
こいのぼりフェスタのこいのぼりがかかっています。
コンクリートの堤防。(特殊堤といいます)
コンクリートは、施工から時を経るごとに老朽化が進んでいきます。
この間の大雨の際にも川の水が浸み出した場所もあり、破堤の危険性が高まっているとのことです。
昨年の台風では、各地で大きな被害が出ています。
江別市は過去から水害にみまわれてきた経過もあり、安全対策は切実な課題です。
この間、北海道開発局は説明会を行ったり、対象地区の測量を行ったりするなど、準備を進めてきていました。
5月11日に江別市議会経済建設常任委員会が開かれ、この工事に関係する市の建設部と経済部から、この間の経過と用地測量の結果が開発局から示されたとの報告がありました。
この堤防整備で、経済部が所管する旧岡田倉庫に影響が及ぶ可能性があることから、経済部も対応してきています。
これまでの議論の経過としては、旧岡田倉庫を守ろうとする市民のなかから堤防整備を疑問視する意見が出され、議会の中でもそれを取り上げて質疑する会派があったことから、この場所の堤防整備が先送りされるのではないかと心配もありました。が、この間の委員会で、経済部から旧岡田倉庫移転の方向が示されていたためか、今回の委員会では特に発言はありませんでした。
というより、発言した委員は私一人でした。
旧岡田倉庫は江別市の歴史のひとこまを映し出す建物ですので、重要な問題ではあります。
ただ、それ以上に考えなければならないのは、水害から地域住民を守ることであり、さらにこの工事で影響を受ける市民の不安に対応することだと思います。
ですので、今後の予定について、現時点での市の姿勢について質疑しました。
測量の結果、堤防がかかる新しい河川敷地は、ハローワークの裏~消防署江別出張所の裏~旧岡田住宅の裏といったラインまでかかることが示されました。
ですので、市の施設としてはかわぎし公園や旧岡田倉庫が敷地に含まれますし、民間の会社や住宅、高齢者施設なども影響を受けることになります。
今後、移転の問題や補償のことなど、具体的に進んでいくことになりますので、市としても丁寧な対応が必要になってきます。
北海道開発局は、今年度、物件調査を実施し、その後地権者との協議を行うとのこと。
かわぎし公園については、利用実態や周辺の公園配置の状況、地域住民の意見や北海道の協議等を踏まえて、江別市としての方針を検討するとのこと。
旧岡田倉庫については、北海道開発局と情報交換を行いつつ、他の地権者の動向にも注視しながら移転候補地を検討するということでした。
委員会の開催に先立ち、現地の写真を撮ってきましたので、あわせてアップしておきます。
ここがかわぎし公園。
河川敷地を示す標識が建てられています。
左側の黒い建物が、消防署江別出張所。
この先の白い建物が、民間の高齢者施設です。
堤防の上から川下のようす。
左側に見える民間の建物も河川敷地に入ります。
現在の堤防と、旧岡田倉庫。
堤防の上から千歳川の向こう側、河川防災ステーション。
こいのぼりフェスタのこいのぼりがかかっています。
コンクリートの堤防。(特殊堤といいます)
コンクリートは、施工から時を経るごとに老朽化が進んでいきます。
この間の大雨の際にも川の水が浸み出した場所もあり、破堤の危険性が高まっているとのことです。
昨年の台風では、各地で大きな被害が出ています。
江別市は過去から水害にみまわれてきた経過もあり、安全対策は切実な課題です。
幸福を追求してもいいんだ! [まちの話題]
5月3日の憲法記念日、札幌で開かれた憲法集会に参加しました。
テレビのニュースでも報じられた、いわゆる「憲法擁護」側の集会です。
一方で、「憲法改正派」の集会も報じられていましたが、雰囲気の違いは伝わったでしょうか?
私が参加した大通公園での集会には、市民活動をしている方たちや労働組合活動をしている方たち、そして戦争法(安保法)廃止を求めて活動しているユニキタの方たち、さらに私のようにプラッと参加した人など、いろんな人がいて、にぎやかでした。
あれっと思うかも知れませんが、この集会では、私が所属する団体というのはなくて、私は個人的な参加なんです。
もちろん、知っている人もたくさんいましたが、なんとな~く一緒にいるという感じの参加です。
紙智子参議院議員と、はたやま和也衆議院議員にお会いすることができました。
森つねと(1区予定候補者)さんw
それにしても参加して良かった。
私の活動にとって、とても良い勉強になりました。
街なかで宣伝するとき、どんなことをお話すれば私の想いを伝えることができるのだろう、より良く表現できるのだろうと考えることも多いのですが、この集会でスピーチされている方の話しぶりは、日常生活の中や友達との会話、それぞれの場所での活動の中から感じたことを率直に、そして具体的に話されていました。
パレードの映像がテレビで流れましたが、大勢の人で声を合わせてアピールするときは、「憲法守ろう!」みたいな感じで単純化された言葉になってしまいますので、その場面しか見ていない方には、何らかの主義を持った特定の団体の集まりにしか見えないかもしれませんね。
ぜひ、機会があったら、近くでようすを見ていただきたいと思います。
勉強になったと感じた要素はたくさんあるのですが、そのなかで特に感心したのは若い方たちのお話。
憲法に関して大学の友達の声を聴きとる活動をしていて、だけど日常生活の中で憲法って考える機会も余裕もないのが一般的で、なかなか思うようにいかない。
そこで具体的な話題で切り口をつかんでいくのですが、実にいろんな想いを聴き取っています。
そのなかのひとつが、
「幸福を追求してもいいんだ!?」
という言葉が、友達から帰ってきたという内容でした。
日本国憲法 第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
最近の雰囲気って、なんだかギスギスしていると感じませんか?
日々の生活で精いっぱいで、余裕のない感じ。
そんななかで青春時代を送っている若い人たちって、大変だと思います。
憲法に謳われている「幸福追求権」。
これを自分たちのものにしていくことを、多くの人たちと広げていきたいな~
もっともっと、みんなで幸せになろうよ!
と、感じたのでした。
憲法改正を訴える方たちは、時代の変化を理由にしていますが、その進む先は戦争につながりそうで暗い感じがします。
大学までの教育の無償化を打ち出したりもしていますが、義務教育の小中学校さえもお金を払わなければならないことが多すぎます。就学援助だって、国は生活保護水準までしか責任を持った対応をしていません。
大学までの無償化は結構なことですが、やる気があれば憲法を変えなくたってできることですし、現状においてやるべきことはいっぱいあります。
憲法の前文と各条項を、具体的に私たちの生活に沿って考えていけば、もっともっとゆたかな社会が浮かんでくるように思います。
いまの政治に照らすと夢物語のようにも思えますが、実際に私たちが持っている憲法なのですから、それを生かしていかなければもったいないです。
なんだかとりとめのない記事になってしまいました。
テレビのニュースでも報じられた、いわゆる「憲法擁護」側の集会です。
一方で、「憲法改正派」の集会も報じられていましたが、雰囲気の違いは伝わったでしょうか?
私が参加した大通公園での集会には、市民活動をしている方たちや労働組合活動をしている方たち、そして戦争法(安保法)廃止を求めて活動しているユニキタの方たち、さらに私のようにプラッと参加した人など、いろんな人がいて、にぎやかでした。
あれっと思うかも知れませんが、この集会では、私が所属する団体というのはなくて、私は個人的な参加なんです。
もちろん、知っている人もたくさんいましたが、なんとな~く一緒にいるという感じの参加です。
紙智子参議院議員と、はたやま和也衆議院議員にお会いすることができました。
森つねと(1区予定候補者)さんw
それにしても参加して良かった。
私の活動にとって、とても良い勉強になりました。
街なかで宣伝するとき、どんなことをお話すれば私の想いを伝えることができるのだろう、より良く表現できるのだろうと考えることも多いのですが、この集会でスピーチされている方の話しぶりは、日常生活の中や友達との会話、それぞれの場所での活動の中から感じたことを率直に、そして具体的に話されていました。
パレードの映像がテレビで流れましたが、大勢の人で声を合わせてアピールするときは、「憲法守ろう!」みたいな感じで単純化された言葉になってしまいますので、その場面しか見ていない方には、何らかの主義を持った特定の団体の集まりにしか見えないかもしれませんね。
ぜひ、機会があったら、近くでようすを見ていただきたいと思います。
勉強になったと感じた要素はたくさんあるのですが、そのなかで特に感心したのは若い方たちのお話。
憲法に関して大学の友達の声を聴きとる活動をしていて、だけど日常生活の中で憲法って考える機会も余裕もないのが一般的で、なかなか思うようにいかない。
そこで具体的な話題で切り口をつかんでいくのですが、実にいろんな想いを聴き取っています。
そのなかのひとつが、
「幸福を追求してもいいんだ!?」
という言葉が、友達から帰ってきたという内容でした。
日本国憲法 第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
最近の雰囲気って、なんだかギスギスしていると感じませんか?
日々の生活で精いっぱいで、余裕のない感じ。
そんななかで青春時代を送っている若い人たちって、大変だと思います。
憲法に謳われている「幸福追求権」。
これを自分たちのものにしていくことを、多くの人たちと広げていきたいな~
もっともっと、みんなで幸せになろうよ!
と、感じたのでした。
憲法改正を訴える方たちは、時代の変化を理由にしていますが、その進む先は戦争につながりそうで暗い感じがします。
大学までの教育の無償化を打ち出したりもしていますが、義務教育の小中学校さえもお金を払わなければならないことが多すぎます。就学援助だって、国は生活保護水準までしか責任を持った対応をしていません。
大学までの無償化は結構なことですが、やる気があれば憲法を変えなくたってできることですし、現状においてやるべきことはいっぱいあります。
憲法の前文と各条項を、具体的に私たちの生活に沿って考えていけば、もっともっとゆたかな社会が浮かんでくるように思います。
いまの政治に照らすと夢物語のようにも思えますが、実際に私たちが持っている憲法なのですから、それを生かしていかなければもったいないです。
なんだかとりとめのない記事になってしまいました。
日本共産党の演説会がおもしろい!
10日も前の話題で、いまさら投稿するのもお恥ずかしいのですが、
撮った写真をお蔵入りさせるというのもなんなので・・・
4月23日(日)、札幌のニトリ文化ホールで、日本共産党の小池晃参議院議員を迎えての演説会がありました。
そこそこ余裕をもって会場に着いたのに、一階席をちょっと覗いただけで満員になるのが分かりました。
で、すぐに上の階に上がり、こんな高い場所から見ることになりました。
(見るんじゃなくて、「聴く」かな?)
衆議院議員選挙に立候補を予定している方たちの紹介があり、衆議院議員のはたやま和也さんからの国会のようすのお話もあり、否応なしに盛り上がります。
そして小池晃さん!
テレビで見る通りキレの良い話しぶりで、赤旗を通じて知っている話題でも、小池さんが話すともっとリアルに感じることができて面白いです。
やっぱり直に聞くのっていいですねw
演説会の内容は、赤旗に載ったものをリンクさせておきます。
ついでに、私の個人的な楽しみの一つは、演説会の時に配置されている警備の人のようすを見ること。
岡田准一くんのようなSPはいませんが、立っている姿勢がきれいで、やっぱり上着のボタンははずしているんだな~なんて感心してみています。
北海道警察の場合は警備部警備課にあたるんでしょうか?
舞台袖の幕の所に、ずっとほとんど動かずに立っています。
客席の方にも何人も配置されていて、会場内の人の動きに対応しているのが分かります。
国会では、共謀罪(テロ等準備罪)が上程されましたが、知れば知るほどとんでもない法案。
このことはまた別に書きますね。
この演説会は、会場が満杯状態。
いまの政治情勢への危機感から、いつも以上に多くの方が聞きに来られたのでしょうね。
すごく良い演説会でした。
明日、、、じゃなくて今日の憲法集会も、力を込めて参加します!
江別では、午後1時30分から野幌公民館で講演会。
その後、ピースウォークが予定されています!
日本国憲法を真剣に考えたい方ならどなたでも参加できます。
よろしければ、ぜひ!
撮った写真をお蔵入りさせるというのもなんなので・・・
4月23日(日)、札幌のニトリ文化ホールで、日本共産党の小池晃参議院議員を迎えての演説会がありました。
そこそこ余裕をもって会場に着いたのに、一階席をちょっと覗いただけで満員になるのが分かりました。
で、すぐに上の階に上がり、こんな高い場所から見ることになりました。
(見るんじゃなくて、「聴く」かな?)
衆議院議員選挙に立候補を予定している方たちの紹介があり、衆議院議員のはたやま和也さんからの国会のようすのお話もあり、否応なしに盛り上がります。
そして小池晃さん!
テレビで見る通りキレの良い話しぶりで、赤旗を通じて知っている話題でも、小池さんが話すともっとリアルに感じることができて面白いです。
やっぱり直に聞くのっていいですねw
演説会の内容は、赤旗に載ったものをリンクさせておきます。
ついでに、私の個人的な楽しみの一つは、演説会の時に配置されている警備の人のようすを見ること。
岡田准一くんのようなSPはいませんが、立っている姿勢がきれいで、やっぱり上着のボタンははずしているんだな~なんて感心してみています。
北海道警察の場合は警備部警備課にあたるんでしょうか?
舞台袖の幕の所に、ずっとほとんど動かずに立っています。
客席の方にも何人も配置されていて、会場内の人の動きに対応しているのが分かります。
国会では、共謀罪(テロ等準備罪)が上程されましたが、知れば知るほどとんでもない法案。
このことはまた別に書きますね。
この演説会は、会場が満杯状態。
いまの政治情勢への危機感から、いつも以上に多くの方が聞きに来られたのでしょうね。
すごく良い演説会でした。
明日、、、じゃなくて今日の憲法集会も、力を込めて参加します!
江別では、午後1時30分から野幌公民館で講演会。
その後、ピースウォークが予定されています!
日本国憲法を真剣に考えたい方ならどなたでも参加できます。
よろしければ、ぜひ!
都市と農村交流センター「えみくる」がオープン! [市政の話題]
江別市の新しい公共施設、都市と農村交流センター、愛称「えみくる」がオープンしました。
昨日、4月1日は、オープンセレモニ―ということで、市議会の経済建設常任委員としてご案内いただき、出席いたしました。
テープカットの後、来賓の方々のご祝辞、施設を運営する指定管理者・江北まちづくり会の会長さんと、子育て支援スペースに入所される北光保育園の園長さんのご挨拶もありました。
「えみくる」の愛称は公募によるもので、野菜ソムリエとして活躍されている中橋賢一さんのアイディアが採用されました。
この施設には調理実習室の他、テストキッチンも備えられ、市内の農産物の6次産業化への活用も期待されています。
ここで、昨年から採用された地域おこし協力隊の方が、活躍します!
施設内の写真は、オープンに先立って、市議会の経済建設常任委員会で3月27日に視察した時に撮影したものです。
正面の入り口を入るとホールがあり、入り口横のデッキや奥のテラスと景色がつながり、広々としています。
研修室Aは、ガラス製のシースルーの可動式の壁で区切ることができます。
その奥には研修室Bがあり、可動間仕切りで区切られます。
AB通して使えば、100人規模の研修にも使えるとのこと。
腰壁には、構造用パネル(低ホルムアルデヒド☆☆☆☆)が使われています。
調理実習室・テストキッチンの入り口
調理実習室は、講師の手もとが見えるような鏡も設置されています。
ホールから中が見えるようになっていて、イベントも想定されての造りです。
ホールや研修室は土足ですが、調理室やテストキッチンは中履きに履き替えます。
調理実習室からテストキッチンを見ることもできます。
テストキッチンは、6次産業化も念頭に入れて商品開発に使っていただこうと設置された部屋です。
冷凍冷蔵庫やガス回転釜、小型高温高圧調理器(見た目は洗濯機のよう)、真空包装機もあります。
スチームコンベクションオーブンというのがすごい機械で、タッチパネルで料理のジャンルやメニューを選択するようになっています。(それで調理できるのが、私には不思議でなりません(笑))
私は必ずチェックする、トイレ。
女性用トイレ
男性用トイレ
多目的トイレ
保育園は、、、やっぱり新しい建物っていいですね。
保育室もトイレもとてもかわいい!
トイレには、シャワーブースもあります。汚しても平気!
デッキにも出てみました。
この写真は経済建設常任委員会の時ですが、ここでゆっくりしていたい気持ちになりました~
こちらは体育館。
江北中学校で使われていたものです。
セレモニーの際に提供されたお料理は、ケータリング美利香さんによるもの。
(女性農業者によって起業された団体で、ネットで検索するといっぱい出てきます)
写真で紹介します。
帰り際に、正面を違う方向から撮ろうとしたら事務室の窓があき、センター長さんに呼び止められました。
しばし歓談。
意気込みを感じました。
昨日、4月1日は、オープンセレモニ―ということで、市議会の経済建設常任委員としてご案内いただき、出席いたしました。
テープカットの後、来賓の方々のご祝辞、施設を運営する指定管理者・江北まちづくり会の会長さんと、子育て支援スペースに入所される北光保育園の園長さんのご挨拶もありました。
「えみくる」の愛称は公募によるもので、野菜ソムリエとして活躍されている中橋賢一さんのアイディアが採用されました。
この施設には調理実習室の他、テストキッチンも備えられ、市内の農産物の6次産業化への活用も期待されています。
ここで、昨年から採用された地域おこし協力隊の方が、活躍します!
施設内の写真は、オープンに先立って、市議会の経済建設常任委員会で3月27日に視察した時に撮影したものです。
正面の入り口を入るとホールがあり、入り口横のデッキや奥のテラスと景色がつながり、広々としています。
研修室Aは、ガラス製のシースルーの可動式の壁で区切ることができます。
その奥には研修室Bがあり、可動間仕切りで区切られます。
AB通して使えば、100人規模の研修にも使えるとのこと。
腰壁には、構造用パネル(低ホルムアルデヒド☆☆☆☆)が使われています。
調理実習室・テストキッチンの入り口
調理実習室は、講師の手もとが見えるような鏡も設置されています。
ホールから中が見えるようになっていて、イベントも想定されての造りです。
ホールや研修室は土足ですが、調理室やテストキッチンは中履きに履き替えます。
調理実習室からテストキッチンを見ることもできます。
テストキッチンは、6次産業化も念頭に入れて商品開発に使っていただこうと設置された部屋です。
冷凍冷蔵庫やガス回転釜、小型高温高圧調理器(見た目は洗濯機のよう)、真空包装機もあります。
スチームコンベクションオーブンというのがすごい機械で、タッチパネルで料理のジャンルやメニューを選択するようになっています。(それで調理できるのが、私には不思議でなりません(笑))
私は必ずチェックする、トイレ。
女性用トイレ
男性用トイレ
多目的トイレ
保育園は、、、やっぱり新しい建物っていいですね。
保育室もトイレもとてもかわいい!
トイレには、シャワーブースもあります。汚しても平気!
デッキにも出てみました。
この写真は経済建設常任委員会の時ですが、ここでゆっくりしていたい気持ちになりました~
こちらは体育館。
江北中学校で使われていたものです。
セレモニーの際に提供されたお料理は、ケータリング美利香さんによるもの。
(女性農業者によって起業された団体で、ネットで検索するといっぱい出てきます)
写真で紹介します。
帰り際に、正面を違う方向から撮ろうとしたら事務室の窓があき、センター長さんに呼び止められました。
しばし歓談。
意気込みを感じました。