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イラク戦争って、何だったんだろう [雑記帳]

先日、札幌に出て、
映画 『ファルージャ』 を観てきました。

あれから10年なんですね。

あの時人質として拘束された今井君は、江別市内にある私立高校を卒業したばかり。
ちょうどうちの子と同じ年齢。
うちの子の友達の中には今井君と友達の子もいて、
あの事件は、他人事と思えないものでした。

とにかく、ただ、無事に解放されることを願って行動しました。

映画を観て、当時のことを次から次へと思い出しました。

市議会議員の中に、あの時のバッシングと同じ口調で話す人がいました。
ああ、この党がこんなふうに振りまいているんだな…と思いました。
恥ずかしいことです。

世界各国で、アメリカに対し非難もあったのに、
日本は支持して自衛隊を送りこみました。

「人道支援」とかいっても、迷彩服を着て重装備で、
しかも多国籍軍とともに訓練をしている。
イラク人から見れば、軍隊です。


イラクでは、不安定な状態が続いています。

先天奇形の子が生まれています。

大量破壊兵器はなかった。

あのイラク戦争は、いったい何だったのでしょうか?

映画を観て、胸が痛くなりました。


先日、NHKの「クローズアップ現代」で、自衛隊のイラク派遣を取り上げていました。
「派遣」? 「派兵」?

しかもいま、自民・公明政権の下で、「集団的自衛権」が言われています。

10年前のあの時、何があったのか、
アメリカと日本は、何をしようとしたのか、
本当の本当のところまであぶり出さなければならないと思います。

歴史から謙虚に学ばなければ、
日本はまた、とんでもない間違いを犯すことになるのではないでしょうか。


映画『ファルージャ』の札幌での上映は終了してしまいましたが、もしも機会があれば、ぜひ、観ていただきたい映画です。

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