新成人のお祝い [雑記帳]
今日は江別の「成人のつどい」でした。
会場が江別市民会館に戻って二度目のつどい。
昨年は他の用事のために参加できなかったので、私としては久しぶりに市民会館前でお祝いのメッセージを送らせたいただきました。
江別の子たちが20歳に。
市政に関わる者として、江別の子たちがしっかりと大人になったことをうれしく思うと同時に、厳しい社会の中に出ていく若者の前途が、少しでも明るいものであるようにと願わずにはいられません。
諸外国には見られない高い学費、正社員の採用が少なく就職活動で苦労されている大学生、少ないお給料で苦労しながら生活している若者…
4月には消費税の増税が追い打ちをかけようとしています。
政治がつくり出したこのような状況を、政治に携わる者の一人として責任を持って変えていかなければならないと思います。
その決意も込めて、新成人のみなさんにお祝いのメッセージを送らせていただきました。
今日は私が最初にハンドマイクで訴えたのですが、同年代の子がいるので、他人事と思えず、つい、言葉が詰まってしまいます。
とにかく大きな声で、「おめでとうございます!」と訴えさせていただきました。
すごい吹雪の中でしたが、20歳のみなさんの笑顔はとても素敵でした!
(実行委員のみなさん、お疲れさまでした)
会場が江別市民会館に戻って二度目のつどい。
昨年は他の用事のために参加できなかったので、私としては久しぶりに市民会館前でお祝いのメッセージを送らせたいただきました。
江別の子たちが20歳に。
市政に関わる者として、江別の子たちがしっかりと大人になったことをうれしく思うと同時に、厳しい社会の中に出ていく若者の前途が、少しでも明るいものであるようにと願わずにはいられません。
諸外国には見られない高い学費、正社員の採用が少なく就職活動で苦労されている大学生、少ないお給料で苦労しながら生活している若者…
4月には消費税の増税が追い打ちをかけようとしています。
政治がつくり出したこのような状況を、政治に携わる者の一人として責任を持って変えていかなければならないと思います。
その決意も込めて、新成人のみなさんにお祝いのメッセージを送らせていただきました。
今日は私が最初にハンドマイクで訴えたのですが、同年代の子がいるので、他人事と思えず、つい、言葉が詰まってしまいます。
とにかく大きな声で、「おめでとうございます!」と訴えさせていただきました。
すごい吹雪の中でしたが、20歳のみなさんの笑顔はとても素敵でした!
(実行委員のみなさん、お疲れさまでした)
映画 『セッションズ』 を観てきました [雑記帳]
このお正月、札幌に出て映画を観てきました。
フェイスブック友達が紹介していた『セッションズ』、
一般的には「障がい者の性を題材にしたヒューマンドラマ」などと紹介されていますが、
良い意味で全く裏切られます。
実際、私も、紹介してくださった方の言葉を見ても、障がいを克服するとか、偏見や差別を考えるとか、そんなことを想像していました。
そんな考え方さえもまったく違っていて、性を通じて登場人物の生き方・考え方を描いていて、それぞれにとても素敵で、とても共感できて、しかもいろいろ考えさせられる、すごく良い映画でした。
紹介してくださった方は、主人公である障がい者の自分自身の振り返りとか生き方だとかについて触れられていましたが、私はその主人公の周りの人たちの描き方がすごく良かったと思いました。
主人公のユーモアにあふれた一言ひとことも素敵ですが、周りの人たちの真っすぐなモノの考え方がとても心地よく、悩む姿さえも魅力的で、こんなに豊かに描けるなんて…と、感じました。
ところでこの映画、R18+指定なんです。
もったいない!
確かに性描写とかセリフもありますが、この内容だったらむしろ高校生くらいにはぜひ、観てもらいたいな~って思いました。
ところで、私が観に行ったときも、車椅子を利用されているお客さまがいらしゃいました。
この映画館では、設備上の制約はありながらもスタッフの方はスムーズに対応されていました。
けれど、ふと、映画館やホールなどで車椅子の方が利用されるときって、居場所が限られてしまうということに気が付きました。
普通、コンサートや映画を観賞するとき、前の方とか後ろの方とか、端の方とか真ん中あたりとか、座るところを選びますよね。
でも、障がいをお持ちの方の視点で見れば、バリアフリーの設計がされているホールでも、車椅子の方用の場所って、指定されてしまいますよね?
江別の市民会館やえぽあホールはどうなってたかな?と考えました。
気を付けているつもりでも、きっと障がい者に我慢していただいていることってあるんだろうな…
まだまだ、しっかりとやっていかなければと、映画を観ながら考えた次第です。
フェイスブック友達が紹介していた『セッションズ』、
一般的には「障がい者の性を題材にしたヒューマンドラマ」などと紹介されていますが、
良い意味で全く裏切られます。
実際、私も、紹介してくださった方の言葉を見ても、障がいを克服するとか、偏見や差別を考えるとか、そんなことを想像していました。
そんな考え方さえもまったく違っていて、性を通じて登場人物の生き方・考え方を描いていて、それぞれにとても素敵で、とても共感できて、しかもいろいろ考えさせられる、すごく良い映画でした。
紹介してくださった方は、主人公である障がい者の自分自身の振り返りとか生き方だとかについて触れられていましたが、私はその主人公の周りの人たちの描き方がすごく良かったと思いました。
主人公のユーモアにあふれた一言ひとことも素敵ですが、周りの人たちの真っすぐなモノの考え方がとても心地よく、悩む姿さえも魅力的で、こんなに豊かに描けるなんて…と、感じました。
ところでこの映画、R18+指定なんです。
もったいない!
確かに性描写とかセリフもありますが、この内容だったらむしろ高校生くらいにはぜひ、観てもらいたいな~って思いました。
ところで、私が観に行ったときも、車椅子を利用されているお客さまがいらしゃいました。
この映画館では、設備上の制約はありながらもスタッフの方はスムーズに対応されていました。
けれど、ふと、映画館やホールなどで車椅子の方が利用されるときって、居場所が限られてしまうということに気が付きました。
普通、コンサートや映画を観賞するとき、前の方とか後ろの方とか、端の方とか真ん中あたりとか、座るところを選びますよね。
でも、障がいをお持ちの方の視点で見れば、バリアフリーの設計がされているホールでも、車椅子の方用の場所って、指定されてしまいますよね?
江別の市民会館やえぽあホールはどうなってたかな?と考えました。
気を付けているつもりでも、きっと障がい者に我慢していただいていることってあるんだろうな…
まだまだ、しっかりとやっていかなければと、映画を観ながら考えた次第です。
良い年にしていきましょう! [雑記帳]
明けましておめでとうございます
と、少々、こわごわ書いています。
ご存知の通り、政治家は年賀状は基本的に出すことができません。
年賀状だけでなく、各種の挨拶状が規制の対象になっています。
けれど、公職選挙法の改正があり、昨年の選挙からネットを使っての選挙活動ができるようになるといった変化がありました。
そこで、じゃあ、新年の挨拶は? と調べてみました。
公職選挙法を見てみましたが、あの法律の文章は難しいです。書いてあることを読み取れません(汗)ので、ネットで検索してみました。
いくつかのサイトで、ネット(HP等)での新年の挨拶は可!と出ていましたので、たぶん大丈夫なのでしょう…
ということで、ご挨拶させていただきます!
昨年は、いろいろなことがありました。
参議院選挙で、日本共産党の議席を伸ばしていただきました。
さっそく、国会で活発な活動をすることができました。
赤旗での報道やネット中継などから、すごい迫力が伝わってきました。
その一方で、国民の反対を無視して、自民・公明政権は特定秘密保護法を強行採決してしまいました。
いま、「原発は重要なベース電源」と位置付けるエネルギー基本計画のパブリックコメントを行って、原発を再稼働しようとしています。これも国民が望むこととは違います。
アベノミクスで物価高を招き、私たちのくらしは大変。4月から、消費税を増税しようとしています。
などなど、いっぱい問題はあるけれど、それでもあきらめずに抗議の声を上げる方が、すごく多くなっているように感じます。
特定秘密保護法は、国会で可決されてからなお、反対の声が大きくなっています。
1月6日締め切りのパブリックコメントに意見を出そうと、呼びかけている方たちががんばっています。
これまで以上に強い力が、国民の中に満ちてきているような気がします。
この声に応えて、日本共産党はもっともっと頑張らなきゃならないんだと感じています。
江別市議会議員の私も、江別の市政を通じて、しっかりと良い方向に進めていきたい。
みなさんと一緒に、社会の発展のために力を尽くしたいと思います。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
と、少々、こわごわ書いています。
ご存知の通り、政治家は年賀状は基本的に出すことができません。
年賀状だけでなく、各種の挨拶状が規制の対象になっています。
けれど、公職選挙法の改正があり、昨年の選挙からネットを使っての選挙活動ができるようになるといった変化がありました。
そこで、じゃあ、新年の挨拶は? と調べてみました。
公職選挙法を見てみましたが、あの法律の文章は難しいです。書いてあることを読み取れません(汗)ので、ネットで検索してみました。
いくつかのサイトで、ネット(HP等)での新年の挨拶は可!と出ていましたので、たぶん大丈夫なのでしょう…
ということで、ご挨拶させていただきます!
昨年は、いろいろなことがありました。
参議院選挙で、日本共産党の議席を伸ばしていただきました。
さっそく、国会で活発な活動をすることができました。
赤旗での報道やネット中継などから、すごい迫力が伝わってきました。
その一方で、国民の反対を無視して、自民・公明政権は特定秘密保護法を強行採決してしまいました。
いま、「原発は重要なベース電源」と位置付けるエネルギー基本計画のパブリックコメントを行って、原発を再稼働しようとしています。これも国民が望むこととは違います。
アベノミクスで物価高を招き、私たちのくらしは大変。4月から、消費税を増税しようとしています。
などなど、いっぱい問題はあるけれど、それでもあきらめずに抗議の声を上げる方が、すごく多くなっているように感じます。
特定秘密保護法は、国会で可決されてからなお、反対の声が大きくなっています。
1月6日締め切りのパブリックコメントに意見を出そうと、呼びかけている方たちががんばっています。
これまで以上に強い力が、国民の中に満ちてきているような気がします。
この声に応えて、日本共産党はもっともっと頑張らなきゃならないんだと感じています。
江別市議会議員の私も、江別の市政を通じて、しっかりと良い方向に進めていきたい。
みなさんと一緒に、社会の発展のために力を尽くしたいと思います。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
先進地行政調査の件ですが、写真で… [雑記帳]
今月1日から3日にかけての先進地行政調査についてですが、3日にiPad miniで打った時に、あらためて詳しく書くと予告していましたが、、、
大変申し訳ありません。
この間、思っていた以上に忙しくしており、書けそうにありません。
議会での報告書は、総務文教常任委員で手分けして書くことになっておりまして、私は岸和田市の自治基本条例に関する条例として定められている「住民投票条例」についてまとめました。
あらためて書くと次から次へと興味が湧いてきて、キリがなくなってしまうことがわかりました。
ということで、
このブログ上では、いくつかの写真を載せることでご報告に替えたいと思います (^^;)
加古川市では子どもたち自らいじめ防止に取り組む「心の絆プロジェクト」いついて説明を受けているところです。
加古川市の調査の後、すぐに宿泊地の倉敷市に移動を始めたので、写真はこれしかとっていませんでした。
ちょっと残念。
倉敷市は素敵な街並みを保存・活用されていること、ご存知の方も多いと思います。
視察の後のちょっとした空き時間に、一人で足を伸ばして回ってきました。
倉敷物語館。
入場無料で古家を利用した展示室や土蔵展示室。
イ草が珍しかったので、ついでに
歴史ある街並みの保存・活用の取り組み。
美観地区の街並みも素敵です。
岸和田市では岸和田城。
だんじり会館にもご案内いただきました。
私のカメラでは全体を撮るのはあきらめました。
細かい細工がすごいです。
こちらは、調査の後の施設見学ですが、街の人たちが祭りを支えているという文化の深みを学ばせていただきました。
写真が倉敷市に偏ってしまいましたが、どの自治体でも勉強になることがたくさんありました。
大変申し訳ありません。
この間、思っていた以上に忙しくしており、書けそうにありません。
議会での報告書は、総務文教常任委員で手分けして書くことになっておりまして、私は岸和田市の自治基本条例に関する条例として定められている「住民投票条例」についてまとめました。
あらためて書くと次から次へと興味が湧いてきて、キリがなくなってしまうことがわかりました。
ということで、
このブログ上では、いくつかの写真を載せることでご報告に替えたいと思います (^^;)
加古川市では子どもたち自らいじめ防止に取り組む「心の絆プロジェクト」いついて説明を受けているところです。
加古川市の調査の後、すぐに宿泊地の倉敷市に移動を始めたので、写真はこれしかとっていませんでした。
ちょっと残念。
倉敷市は素敵な街並みを保存・活用されていること、ご存知の方も多いと思います。
視察の後のちょっとした空き時間に、一人で足を伸ばして回ってきました。
倉敷物語館。
入場無料で古家を利用した展示室や土蔵展示室。
イ草が珍しかったので、ついでに
歴史ある街並みの保存・活用の取り組み。
美観地区の街並みも素敵です。
岸和田市では岸和田城。
だんじり会館にもご案内いただきました。
私のカメラでは全体を撮るのはあきらめました。
細かい細工がすごいです。
こちらは、調査の後の施設見学ですが、街の人たちが祭りを支えているという文化の深みを学ばせていただきました。
写真が倉敷市に偏ってしまいましたが、どの自治体でも勉強になることがたくさんありました。
グラッときたら… あなたはどうしますか? [雑記帳]
この19、20日と、東京で開かれた
第23回 市町村議会 議員研修会に行ってきました。
自治体問題研究所の企画、主催は㈱自治体研究社です。
この暑い時期に東京だなんて、できれば避けたいところですが、今回の研修会は講師も講義のテーマもとても魅力的だったので、予定をやりくりして無理やり行ってきました。
タイムスケジュールをご紹介すると
講義① 持続可能な地域経済をつくる
講師は京都大学大学院教授 岡田知弘先生
講義② 墨田区の商工観光行政
講師は墨田区産業観光部長 高野祐次さん
講義③ 巨大地震・災害への備えを考える
講義④ 自治体防災計画の考え方、つくり方
講師は神戸大学名誉教授・日本災害復興学会特別顧問 室﨑益輝先生
すべてご紹介するわけにはいかないので、「なるほど!」と思ったことをかいつまんでお伝えします。
講義①は、近年各地で制定されている中小企業振興基本条例についてです。
地元の中小企業を支援し育成することが、災害時の復興でもまちづくりでも地域社会にとって有効なことを、具体的に示されていました。
地域のお金を地域内で効果的に循環させること、高齢化が進む自治体においても「年金経済」に目を向け、資金循環させて仕事起こしにつなげること、産業連関づくりを考えるなど、リアルなお話です。
しかも、地域を重視することをおさえながら、販売市場は他地域でも海外でも構わないという、はっきりとした主張です。外で稼いでも、その収益は地元企業の手に入るのですから、それを地元地域に還流させ地域内で循環させれば経済効果が大きくなるということです。
また、単に企業を支援するというのではなく、社会的責任を自覚し地域貢献する優良な企業に育てていくということも指摘されていました。
グローバリズムに対抗し、しっかりと地域を守る決意が必要だなと感じました。
講義②は、知る人ぞ知る、墨田区の商工観光行政についてです。
(先にフェイスブック上で紹介しましたので、以下、コピーです)
地域おこしは100の地域があれば100の違ったものがあるべきと、まず始めに指摘されました。
あちこちですぐれた取り組みがされていますが、それを参考にすることはあっても、やはり自分のところがどうなのか、ちゃんと把握しなければ適切な手を打つことができません。
墨田区での行政の仕事の仕方をお聞きして、大変だな…と思うと同時にうらやましくも感じました。
お話の中で、何回か「現場主義」と言われていました。
墨田区では昭和40年代に多くの企業が転出、区内の事業所の悉皆調査経て昭和54年に中小企業振興基本条例がつくられています。
調査は、行政職員が直接、お話しする機会をつくり出し、職員の意識も違ってくるということ。
また、産業支援施設の整備も、職員が街に出て行く拠点として考えられています。
そして飲み会。
実にエネルギッシュです。
大変だろうけれど、仕事に向かう姿勢が違ってくるだろうと想像できます。
そして、民間がやるべきことと行政の役割についても、しっかりとしたスタンスをお持ちなんだなと…
スカイツリーの誘致と、その機会をとらえた展開。このことも、「墨田区の身の丈に合ったスケールでのまちおこし」と言われました。
視点がちゃんと定まっていれば、評価の仕方も違うな~と、本当にいろんな点で勉強になった講義でした。
講義③と④、二日目の午前9時半から午後3時まで、濃密な講義でした。
現場を知っている先生ですから、お話もリアルです。
講演はよくされるのですが、本はお出しにならないとか…
確かに、お話があまりにも率直ですので、本にするには向かないかも知れません(笑)
お伝えしたいことがありすぎるので、本当に一部だけご紹介します。
その1 ゼロリスクの立場をとらない
減災ということについてです。大規模災害への対応を考えたとき、被害の一つ一つを正確にとらえ被害を減らす対策をとっていくということです。
少しでも被害を少なくしようと努力することを、現実的に考えるということです。
その2 地震の被害について、揺れによる被害と火災による被害を、ちゃんと区別してとらえるということ。
そのなかで、火災の防止には感震ブレーカーが有効だということも指摘されていました。
過去の例では、ガスの引き込み管に被害が出てもれているところに電気が復旧することで、火災を発生させています。感震ブレーカーにしておけば、通電による火災を防げますが、なぜかこれを普及しようとしないと不満げにお話されていました。
その3 全職員が出てこないとならないか?
地域防災計画は、自治体職員が全員、市役所に集まることが前提になっています。
はたしてそれが本当に可能でしょうか?
もちろん、いつでもパッと行ける役所に近いところに住んでいるにこしたことはありませんが、これまでの災害の実態からも自治体職員も被災しています。また、効果的な救援活動を考えたとき、役所から離れた所に住んでいる職員がそれぞれどう行動することがベターなのか、深める余地があるかもしれません。
その4 学校教育におしつけるな
防災教育について、災害に強い人間をつくるための家庭教育、地域教育、学校教育の連携が必要だとしながらも、学校現場はただでさえ大変なのだから、何でも学校で教えろというのは無理な話だと指摘されていました。
地域や家庭での取り組みで、住民意識を高めることを重視しておられました。
さて、タイトルの「グラッときたら…」どうするか? ということです。
机の下にもぐりこんで身を守る と、一般的に言われているけれど、それはどんな机ですか? と、問われました。
最近の食卓テーブルは重たいものが倒れてきたとき、簡単に壊れてしまうものが少なくありません。頑丈な机かどうか、考えなくてはなりません。
先生は、「グラッときたら、安全な場所に逃げなさい」と教えるべきだと話されていました。
そしてそれは各自で判断すること。各家庭に合わせて考えることなんだと理解しました。
こういうことからも、学校での一斉教育では十分なことができないのも分かります。
学校でできることは、子どもたちが学校にいるときの避難訓練ですね。これはしっかりとやらなければなりません。
「ひと部屋防災」ということも言われていました。
家全体を耐震化するのはお金がかかりますが、家の中に一か所、安全な所をつくっておき、そこに逃げ込むことを家族で確認しておくとよいということでした。
そういえば、昔の家屋は寝室に箪笥を置かなかったと、本で読んだことがあります。
昔から伝えられてきた知恵が、どこかで途切れてしまっているのかもしれませんね。
最後に、会場が永田町でしたので、国会議事堂の前を通った時に写してきました。
塀の外からですが… (柵が一部、写りこんでいました)
第23回 市町村議会 議員研修会に行ってきました。
自治体問題研究所の企画、主催は㈱自治体研究社です。
この暑い時期に東京だなんて、できれば避けたいところですが、今回の研修会は講師も講義のテーマもとても魅力的だったので、予定をやりくりして無理やり行ってきました。
タイムスケジュールをご紹介すると
講義① 持続可能な地域経済をつくる
講師は京都大学大学院教授 岡田知弘先生
講義② 墨田区の商工観光行政
講師は墨田区産業観光部長 高野祐次さん
講義③ 巨大地震・災害への備えを考える
講義④ 自治体防災計画の考え方、つくり方
講師は神戸大学名誉教授・日本災害復興学会特別顧問 室﨑益輝先生
すべてご紹介するわけにはいかないので、「なるほど!」と思ったことをかいつまんでお伝えします。
講義①は、近年各地で制定されている中小企業振興基本条例についてです。
地元の中小企業を支援し育成することが、災害時の復興でもまちづくりでも地域社会にとって有効なことを、具体的に示されていました。
地域のお金を地域内で効果的に循環させること、高齢化が進む自治体においても「年金経済」に目を向け、資金循環させて仕事起こしにつなげること、産業連関づくりを考えるなど、リアルなお話です。
しかも、地域を重視することをおさえながら、販売市場は他地域でも海外でも構わないという、はっきりとした主張です。外で稼いでも、その収益は地元企業の手に入るのですから、それを地元地域に還流させ地域内で循環させれば経済効果が大きくなるということです。
また、単に企業を支援するというのではなく、社会的責任を自覚し地域貢献する優良な企業に育てていくということも指摘されていました。
グローバリズムに対抗し、しっかりと地域を守る決意が必要だなと感じました。
講義②は、知る人ぞ知る、墨田区の商工観光行政についてです。
(先にフェイスブック上で紹介しましたので、以下、コピーです)
地域おこしは100の地域があれば100の違ったものがあるべきと、まず始めに指摘されました。
あちこちですぐれた取り組みがされていますが、それを参考にすることはあっても、やはり自分のところがどうなのか、ちゃんと把握しなければ適切な手を打つことができません。
墨田区での行政の仕事の仕方をお聞きして、大変だな…と思うと同時にうらやましくも感じました。
お話の中で、何回か「現場主義」と言われていました。
墨田区では昭和40年代に多くの企業が転出、区内の事業所の悉皆調査経て昭和54年に中小企業振興基本条例がつくられています。
調査は、行政職員が直接、お話しする機会をつくり出し、職員の意識も違ってくるということ。
また、産業支援施設の整備も、職員が街に出て行く拠点として考えられています。
そして飲み会。
実にエネルギッシュです。
大変だろうけれど、仕事に向かう姿勢が違ってくるだろうと想像できます。
そして、民間がやるべきことと行政の役割についても、しっかりとしたスタンスをお持ちなんだなと…
スカイツリーの誘致と、その機会をとらえた展開。このことも、「墨田区の身の丈に合ったスケールでのまちおこし」と言われました。
視点がちゃんと定まっていれば、評価の仕方も違うな~と、本当にいろんな点で勉強になった講義でした。
講義③と④、二日目の午前9時半から午後3時まで、濃密な講義でした。
現場を知っている先生ですから、お話もリアルです。
講演はよくされるのですが、本はお出しにならないとか…
確かに、お話があまりにも率直ですので、本にするには向かないかも知れません(笑)
お伝えしたいことがありすぎるので、本当に一部だけご紹介します。
その1 ゼロリスクの立場をとらない
減災ということについてです。大規模災害への対応を考えたとき、被害の一つ一つを正確にとらえ被害を減らす対策をとっていくということです。
少しでも被害を少なくしようと努力することを、現実的に考えるということです。
その2 地震の被害について、揺れによる被害と火災による被害を、ちゃんと区別してとらえるということ。
そのなかで、火災の防止には感震ブレーカーが有効だということも指摘されていました。
過去の例では、ガスの引き込み管に被害が出てもれているところに電気が復旧することで、火災を発生させています。感震ブレーカーにしておけば、通電による火災を防げますが、なぜかこれを普及しようとしないと不満げにお話されていました。
その3 全職員が出てこないとならないか?
地域防災計画は、自治体職員が全員、市役所に集まることが前提になっています。
はたしてそれが本当に可能でしょうか?
もちろん、いつでもパッと行ける役所に近いところに住んでいるにこしたことはありませんが、これまでの災害の実態からも自治体職員も被災しています。また、効果的な救援活動を考えたとき、役所から離れた所に住んでいる職員がそれぞれどう行動することがベターなのか、深める余地があるかもしれません。
その4 学校教育におしつけるな
防災教育について、災害に強い人間をつくるための家庭教育、地域教育、学校教育の連携が必要だとしながらも、学校現場はただでさえ大変なのだから、何でも学校で教えろというのは無理な話だと指摘されていました。
地域や家庭での取り組みで、住民意識を高めることを重視しておられました。
さて、タイトルの「グラッときたら…」どうするか? ということです。
机の下にもぐりこんで身を守る と、一般的に言われているけれど、それはどんな机ですか? と、問われました。
最近の食卓テーブルは重たいものが倒れてきたとき、簡単に壊れてしまうものが少なくありません。頑丈な机かどうか、考えなくてはなりません。
先生は、「グラッときたら、安全な場所に逃げなさい」と教えるべきだと話されていました。
そしてそれは各自で判断すること。各家庭に合わせて考えることなんだと理解しました。
こういうことからも、学校での一斉教育では十分なことができないのも分かります。
学校でできることは、子どもたちが学校にいるときの避難訓練ですね。これはしっかりとやらなければなりません。
「ひと部屋防災」ということも言われていました。
家全体を耐震化するのはお金がかかりますが、家の中に一か所、安全な所をつくっておき、そこに逃げ込むことを家族で確認しておくとよいということでした。
そういえば、昔の家屋は寝室に箪笥を置かなかったと、本で読んだことがあります。
昔から伝えられてきた知恵が、どこかで途切れてしまっているのかもしれませんね。
最後に、会場が永田町でしたので、国会議事堂の前を通った時に写してきました。
塀の外からですが… (柵が一部、写りこんでいました)
千歳の市議会議員選挙 [雑記帳]
今日は千歳市の市議会議員選挙の告示日ということで、共産党の現職の市議会議員さんのお手伝いに行ってきました。
中間選挙ということもあり、これまでにも何度もお手伝いしているので、街のようすは何となく分かります。
先日おじゃました時、ハンドマイクで日本共産党の政策を宣伝していたら、会釈をしていかれる方や拍手をしてくださる方がいらっしゃいました。
自衛隊の街という特徴のあるところですが、とても気持ち良く宣伝して来ました。
今日も、わざわざ家の中から出てきて、ずっと演説を聞いてくださる方もいらっしゃいました。
新聞報道で、無投票当選になる可能性が高いとの記事が出ていましたが、選挙ってどうなるか分かりませんので、候補は精一杯、政策の訴えをして回りました。
定数25ですが、掲示板には24枚のポスターしか張り出されていませんでした。。
あれっ?っと思っていましたが、最終的には25名の届け出があったそうです。
午後5時の受付締め切りから少しして選挙管理委員会から当選確定の知らせが入り、ホッとしました。
それにしても、無投票当選の現場に立ち会ったのは初めてで、何だか変な気分でした。
やっぱり選挙って、選挙期間の運動があった方がいいなと思いました。
大変ですけどね (^_^;)
今日の千歳は、すっごく寒かったです!
中間選挙ということもあり、これまでにも何度もお手伝いしているので、街のようすは何となく分かります。
先日おじゃました時、ハンドマイクで日本共産党の政策を宣伝していたら、会釈をしていかれる方や拍手をしてくださる方がいらっしゃいました。
自衛隊の街という特徴のあるところですが、とても気持ち良く宣伝して来ました。
今日も、わざわざ家の中から出てきて、ずっと演説を聞いてくださる方もいらっしゃいました。
新聞報道で、無投票当選になる可能性が高いとの記事が出ていましたが、選挙ってどうなるか分かりませんので、候補は精一杯、政策の訴えをして回りました。
定数25ですが、掲示板には24枚のポスターしか張り出されていませんでした。。
あれっ?っと思っていましたが、最終的には25名の届け出があったそうです。
午後5時の受付締め切りから少しして選挙管理委員会から当選確定の知らせが入り、ホッとしました。
それにしても、無投票当選の現場に立ち会ったのは初めてで、何だか変な気分でした。
やっぱり選挙って、選挙期間の運動があった方がいいなと思いました。
大変ですけどね (^_^;)
今日の千歳は、すっごく寒かったです!
今日中に20万件 [雑記帳]
今日中にブログ開設以来のアクセス数が、
20万件を超えそうです。
あと92アクセスで達しますので、夕方までには行きそうです。
いつもご覧いただいている皆さん、
たまたまアクセスして来られたみなさん、
ありがとうございます。
このブログをご覧になる方のお役にたてるよう、
ますます工夫していきたいと思います。
アドバイスやリクエストがありましたら、
いつでも声をかけてください。
コメント欄に書いていただいても結構です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
中身のある記事は、この後更新いたしますので、
少々お待ちください (*'-^)-☆
20万件を超えそうです。
あと92アクセスで達しますので、夕方までには行きそうです。
いつもご覧いただいている皆さん、
たまたまアクセスして来られたみなさん、
ありがとうございます。
このブログをご覧になる方のお役にたてるよう、
ますます工夫していきたいと思います。
アドバイスやリクエストがありましたら、
いつでも声をかけてください。
コメント欄に書いていただいても結構です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
中身のある記事は、この後更新いたしますので、
少々お待ちください (*'-^)-☆
後援会の総会にうかがいました [雑記帳]
今日は、地域の日本共産党後援会の総会におじゃまし、ご挨拶をさせていただきました。
安倍自公政権の影響が江別市政にどんなふうに現れているか、かいつまんでお話させていただきました。
鈴木龍次石狩地区委員長にとって、一年前のここの総会が、総選挙に向けた第一歩となった場所でもあります。
そんなことにも触れながら、日本共産党の政策と夏の参議院選挙について、お話していました。
各地で日本共産党を応援してくださる方たちのがんばりに、日本共産党は支えられています。
政党助成金を共産党ももらったらいいのにと言われることもありますが、政党は支持してくださる方たちに支えていただきながら運営するのが当たり前の姿だと思います。
なにしろ政党助成金は、年間約320億円です。
政治家自ら身を削るというくらいなら、政党助成金をやめればいいのにと思うのですが・・・
今日の総会では懇談もして、良いひと時を過ごさせていただきました。
安倍自公政権の影響が江別市政にどんなふうに現れているか、かいつまんでお話させていただきました。
鈴木龍次石狩地区委員長にとって、一年前のここの総会が、総選挙に向けた第一歩となった場所でもあります。
そんなことにも触れながら、日本共産党の政策と夏の参議院選挙について、お話していました。
各地で日本共産党を応援してくださる方たちのがんばりに、日本共産党は支えられています。
政党助成金を共産党ももらったらいいのにと言われることもありますが、政党は支持してくださる方たちに支えていただきながら運営するのが当たり前の姿だと思います。
なにしろ政党助成金は、年間約320億円です。
政治家自ら身を削るというくらいなら、政党助成金をやめればいいのにと思うのですが・・・
今日の総会では懇談もして、良いひと時を過ごさせていただきました。
自治が生きる未来へ [雑記帳]
“ 自治が生きる未来へ ”
定期購読している『住民と自治』4月号の、創刊600号特集のタイトルです。
新しい年度が始まり、新しい場所でスタートを切った方も多いと思います。
私はといえば、いつも通りにバタバタと過ごしていますが、
これまでお世話になった何人かの方が遠くへ行かれ、少し寂しい気持ちも入り混じりながら、
とにかく今年度もがんばろう! と、決意しているところです。
今日から、江別市の議会基本条例が施行されました。
とりあえず条例は制定されましたが、新たに規定されたこともいくつかあり、
その具体化はこれからですので、もしかしたらこれからが山場かもしれません。
自治基本条例もそうですが、このような条例は、つくる過程がとても重要です。
条例づくりをしながら、あらためて学ぶことが多いからです。
江別市の自治基本条例と議会基本条例が、市民にとって有意義なものとして運用できるかどうかは、市民と議会と行政と・・・
江別市に関わる一人ひとりにかかっているのでしょう。
自治の力をつけるため、さらに努力を積み重ねていきたいと思います。
なんだか抽象的な話題で恐縮ですが、新年度のスタートにあたってのごあいさつといたします。
定期購読している『住民と自治』4月号の、創刊600号特集のタイトルです。
新しい年度が始まり、新しい場所でスタートを切った方も多いと思います。
私はといえば、いつも通りにバタバタと過ごしていますが、
これまでお世話になった何人かの方が遠くへ行かれ、少し寂しい気持ちも入り混じりながら、
とにかく今年度もがんばろう! と、決意しているところです。
今日から、江別市の議会基本条例が施行されました。
とりあえず条例は制定されましたが、新たに規定されたこともいくつかあり、
その具体化はこれからですので、もしかしたらこれからが山場かもしれません。
自治基本条例もそうですが、このような条例は、つくる過程がとても重要です。
条例づくりをしながら、あらためて学ぶことが多いからです。
江別市の自治基本条例と議会基本条例が、市民にとって有意義なものとして運用できるかどうかは、市民と議会と行政と・・・
江別市に関わる一人ひとりにかかっているのでしょう。
自治の力をつけるため、さらに努力を積み重ねていきたいと思います。
なんだか抽象的な話題で恐縮ですが、新年度のスタートにあたってのごあいさつといたします。
極北ラプソディー [雑記帳]
先日NHKで放映された『極北ラプソディー』
当日は見られなくて、録画しておいたものを見ました。
北海道の海沿いにある極北市・・・という設定。
財政難の市民病院に、経営再建を図る新院長が赴任してきます。
そのやり方、発言など、受け入れにくいものがありましたが、
見ていくうちに、なるほどと思えてきて・・・
地域医療というテーマについて、いろいろ考えさせられるドラマでした。
ドラマの舞台は“市”ではあるけど僻地。
道内各地にそのようなところはいくつもあります。
江別市でも、市立病院での内科医師の大量退職という困難な事態もありました。
どこにでもありうる内容のドラマで、しっかりと見入ってしまいました。
ただ・・・
極北市のロケ地がなじみのある後志管内だったので、病院から見える羊蹄山の形からすぐ倶知安町の厚生病院だとわかり、古平町や積丹町も・・・
そんな通勤なんてありえない!と、つい、リアルに感じてしまって、落ち着きませんでした。
知ってる景色が出るのはうれしいんですが、現実とごちゃまぜになってしまいました (^。^;)
当日は見られなくて、録画しておいたものを見ました。
北海道の海沿いにある極北市・・・という設定。
財政難の市民病院に、経営再建を図る新院長が赴任してきます。
そのやり方、発言など、受け入れにくいものがありましたが、
見ていくうちに、なるほどと思えてきて・・・
地域医療というテーマについて、いろいろ考えさせられるドラマでした。
ドラマの舞台は“市”ではあるけど僻地。
道内各地にそのようなところはいくつもあります。
江別市でも、市立病院での内科医師の大量退職という困難な事態もありました。
どこにでもありうる内容のドラマで、しっかりと見入ってしまいました。
ただ・・・
極北市のロケ地がなじみのある後志管内だったので、病院から見える羊蹄山の形からすぐ倶知安町の厚生病院だとわかり、古平町や積丹町も・・・
そんな通勤なんてありえない!と、つい、リアルに感じてしまって、落ち着きませんでした。
知ってる景色が出るのはうれしいんですが、現実とごちゃまぜになってしまいました (^。^;)