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教育行政の役割 [議会外の活動]

今日は、野幌公民館で教育に関する講演会があり、参加してきました。
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講師を務められたのは、士別市の教育長 安川登志男さん。

江別在住の方の教え子というご縁で、来てくださることになったそうです。

戦後の平和教育、学校で先生の話を聞くことが楽しかったこと、学校行事がどれほど子どもの成長の糧になっているのかなどということが、「私の好きだった学校を、もう一度取り戻したい」と語られていました。

板書のスピードや休み時間・放課後の遊びなど、まるで教師の経験がおありのようなお話でした。

実は、安川さんは、市の行政職員から教育長になられた方です。
ですが、学校教育の大事なポイントをしっかり押さえたお話をされ、すごく共感を覚えました。

「板書」についてお話されたことは、すごく納得。

市内の学校で授業を拝見した時、黒板に次から次へとあらかじめ用意しておいたカード(といえばよいのでしょうか?)を貼っていくのを見て、ずいぶんたくさん準備しているんだなと、不思議に思ったことがありました。
ところがこれは、最近の授業のスピードが速いことを表しているのだとわかりました。

先生が、ちょうど良いスピードで板書すると、子どもたちの理解するスピード・ノートを取るスピードと、ぴったりくるのだと…

別の所で聞いたお話で、最近は学習塾で先に勉強してしまっているので、授業のスピードが速いとの指摘がありました。

なるほど! と、合点がいきました。

ある学習塾のCMで、小学生のうちに高校の内容まで進んだとの経験談。
それじゃあこの子は、学校で何を勉強したんだろう、きっとつまらなかっただろうな…と思っていたところだったので、なんだかすっとつながりました。

子どもたちが、子どものときを子どもらしく過ごせることってとても大事で、それが大人になった時に生きてくるんじゃないかな?
って、私は思います。

そんなことを思った講演会でした。

こんなお話をされる教育長さんです。

教育行政の役割は、先生たちが存分に教育活動ができるように環境を整えることと話されていました。

そう!
最近、国や道教委がやっていることって、教育のジャマをしているように思えてなりません。

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