石狩川・千歳川合流地点における堤防整備 [市政の話題]
石狩川・千歳川合流地点の堤防整備については、2016年1月31日にブログに書いて以来の投稿になります。
この間、北海道開発局は説明会を行ったり、対象地区の測量を行ったりするなど、準備を進めてきていました。
5月11日に江別市議会経済建設常任委員会が開かれ、この工事に関係する市の建設部と経済部から、この間の経過と用地測量の結果が開発局から示されたとの報告がありました。
この堤防整備で、経済部が所管する旧岡田倉庫に影響が及ぶ可能性があることから、経済部も対応してきています。
これまでの議論の経過としては、旧岡田倉庫を守ろうとする市民のなかから堤防整備を疑問視する意見が出され、議会の中でもそれを取り上げて質疑する会派があったことから、この場所の堤防整備が先送りされるのではないかと心配もありました。が、この間の委員会で、経済部から旧岡田倉庫移転の方向が示されていたためか、今回の委員会では特に発言はありませんでした。
というより、発言した委員は私一人でした。
旧岡田倉庫は江別市の歴史のひとこまを映し出す建物ですので、重要な問題ではあります。
ただ、それ以上に考えなければならないのは、水害から地域住民を守ることであり、さらにこの工事で影響を受ける市民の不安に対応することだと思います。
ですので、今後の予定について、現時点での市の姿勢について質疑しました。
測量の結果、堤防がかかる新しい河川敷地は、ハローワークの裏~消防署江別出張所の裏~旧岡田住宅の裏といったラインまでかかることが示されました。
ですので、市の施設としてはかわぎし公園や旧岡田倉庫が敷地に含まれますし、民間の会社や住宅、高齢者施設なども影響を受けることになります。
今後、移転の問題や補償のことなど、具体的に進んでいくことになりますので、市としても丁寧な対応が必要になってきます。
北海道開発局は、今年度、物件調査を実施し、その後地権者との協議を行うとのこと。
かわぎし公園については、利用実態や周辺の公園配置の状況、地域住民の意見や北海道の協議等を踏まえて、江別市としての方針を検討するとのこと。
旧岡田倉庫については、北海道開発局と情報交換を行いつつ、他の地権者の動向にも注視しながら移転候補地を検討するということでした。
委員会の開催に先立ち、現地の写真を撮ってきましたので、あわせてアップしておきます。
ここがかわぎし公園。
河川敷地を示す標識が建てられています。
左側の黒い建物が、消防署江別出張所。
この先の白い建物が、民間の高齢者施設です。
堤防の上から川下のようす。
左側に見える民間の建物も河川敷地に入ります。
現在の堤防と、旧岡田倉庫。
堤防の上から千歳川の向こう側、河川防災ステーション。
こいのぼりフェスタのこいのぼりがかかっています。
コンクリートの堤防。(特殊堤といいます)
コンクリートは、施工から時を経るごとに老朽化が進んでいきます。
この間の大雨の際にも川の水が浸み出した場所もあり、破堤の危険性が高まっているとのことです。
昨年の台風では、各地で大きな被害が出ています。
江別市は過去から水害にみまわれてきた経過もあり、安全対策は切実な課題です。
この間、北海道開発局は説明会を行ったり、対象地区の測量を行ったりするなど、準備を進めてきていました。
5月11日に江別市議会経済建設常任委員会が開かれ、この工事に関係する市の建設部と経済部から、この間の経過と用地測量の結果が開発局から示されたとの報告がありました。
この堤防整備で、経済部が所管する旧岡田倉庫に影響が及ぶ可能性があることから、経済部も対応してきています。
これまでの議論の経過としては、旧岡田倉庫を守ろうとする市民のなかから堤防整備を疑問視する意見が出され、議会の中でもそれを取り上げて質疑する会派があったことから、この場所の堤防整備が先送りされるのではないかと心配もありました。が、この間の委員会で、経済部から旧岡田倉庫移転の方向が示されていたためか、今回の委員会では特に発言はありませんでした。
というより、発言した委員は私一人でした。
旧岡田倉庫は江別市の歴史のひとこまを映し出す建物ですので、重要な問題ではあります。
ただ、それ以上に考えなければならないのは、水害から地域住民を守ることであり、さらにこの工事で影響を受ける市民の不安に対応することだと思います。
ですので、今後の予定について、現時点での市の姿勢について質疑しました。
測量の結果、堤防がかかる新しい河川敷地は、ハローワークの裏~消防署江別出張所の裏~旧岡田住宅の裏といったラインまでかかることが示されました。
ですので、市の施設としてはかわぎし公園や旧岡田倉庫が敷地に含まれますし、民間の会社や住宅、高齢者施設なども影響を受けることになります。
今後、移転の問題や補償のことなど、具体的に進んでいくことになりますので、市としても丁寧な対応が必要になってきます。
北海道開発局は、今年度、物件調査を実施し、その後地権者との協議を行うとのこと。
かわぎし公園については、利用実態や周辺の公園配置の状況、地域住民の意見や北海道の協議等を踏まえて、江別市としての方針を検討するとのこと。
旧岡田倉庫については、北海道開発局と情報交換を行いつつ、他の地権者の動向にも注視しながら移転候補地を検討するということでした。
委員会の開催に先立ち、現地の写真を撮ってきましたので、あわせてアップしておきます。
ここがかわぎし公園。
河川敷地を示す標識が建てられています。
左側の黒い建物が、消防署江別出張所。
この先の白い建物が、民間の高齢者施設です。
堤防の上から川下のようす。
左側に見える民間の建物も河川敷地に入ります。
現在の堤防と、旧岡田倉庫。
堤防の上から千歳川の向こう側、河川防災ステーション。
こいのぼりフェスタのこいのぼりがかかっています。
コンクリートの堤防。(特殊堤といいます)
コンクリートは、施工から時を経るごとに老朽化が進んでいきます。
この間の大雨の際にも川の水が浸み出した場所もあり、破堤の危険性が高まっているとのことです。
昨年の台風では、各地で大きな被害が出ています。
江別市は過去から水害にみまわれてきた経過もあり、安全対策は切実な課題です。
2017-05-13 00:29
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