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15か月予算って、どうなの? [市政の話題]

ご無沙汰してます。。。
江別市議会の第一回定例会は、既に始まっております。

バタバタしているうちに、もう、委員会での議案審査は終了し、昨日から一般質問。
一般質問を通告した議員が8名だったことから、今日で一般質問も終わり、来週月曜日から予算特別委員会で新年度予算の審査という日程です。

今回私は予算特別委員会の委員になりましたので、私の出番はこれから! というところです。

と、前置きはこのくらいにして、
今日のタイトル 「15か月予算」についてです。

ここ数年、3月の議会に当年度の補正予算として多額の提案がされるようになっています。
恐らくどこの自治体も同じだと思いますが、国が年度末になってバラまきをするので、それに対応して補正予算が組まれている状況です。

当然のことながら、いま補正予算を組んだって、3月中に使いきれるわけがありません。
ほぼそっくりそのまま、翌年度に繰り越します。(繰越明許っていいます)

こんなやり方を指して、15か月予算などと言われています。
一年は12か月なのに15か月予算だなんて、財政モラルの点からも大きな疑問です。

このテの補正が、「緊急経済対策」を目的にしていて、国が景気低迷への対策を取ることが理由になっていた時は、まだ理解できました。
年度内に補正が組まれれば3月中にも入札・契約などの準備が始められ、新しい年度になった4月からすぐ仕事を進めることができ、公共事業の隙間を埋めることもできますので、それはそれで効果があると思います。

でも、昨年度からの「地方創生」ってのは、どうも納得できません。

政策的なものが対象になりますから、本来なら当初予算で提案すべきものです。

今回は地方創生の「加速化交付金」という名前になっています。
予算総額1,000億円。一地方自治体8,000万円が上限だそうです。
2月中旬に日本中の自治体から提案させ、国がチェックを行って、認められたら3月下旬に交付申請という運びだそうです。

なんだか、地方自治体が馬鹿にされているようで、正直なところムカムカします。

それでも補助率が10/10なので、お得なメニューとして使わないわけには行きませんから、江別市もしっかりと8,470万5,000円の提案をしました。

江別市の場合は総合計画の期間とも似たような時期だったので、その時の議論をもとに「地方創生」に乗っかって組むことができているのだと思います。
今回の地方創生関連の補正予算の内容も、E-リズム推進事業や食の担い手育成支援事業や都市と農村交流事業、江別産農産物ブランディング事業など、これまでも取り組んできたものに「地方創生」風のアレンジを加えたものがほとんどです。
補助率10/10の交付金がが使えれば財政的に有利ですので、日本共産党議員団も今回の補正予算には賛成しました。

なんだかブツブツと文句ばかりの記事になってしまいましたが、
やっぱり最近のアベ政治のやり方はおかしい!
との思いは、ますます強くなります。
地方自治体までも、国の言うことに従わせるようなやり方をしていると思います。

とまあ、朝からあまり楽しくない記事をお見せしてしまいました(苦笑)


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