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一般質問 : 選挙で投票しやすい環境づくり・・・特に、大学での期日前投票が実現して感じたこと [市政の話題]

今回の議会では、一般質問で

1 投票しやすい環境づくり …札幌学院大学での期日前投票の取り組み結果 今後の拡充 大学生の転入手続きに関して
2 自衛官募集のあり方について …江別市からの自衛隊入隊の状況 高校生の募集はルールを守ること など
3 公共交通政策 …策定しようとしている計画の本気度 その際、タクシーの位置付けはどうするのか
4 公共施設等の維持管理について …「公共施設等総合管理計画」は、国は公共施設の統廃合を狙っているものだけど、江別市はどうするつもりか

といった事を取り上げました。

市議会のホームページで動画を見ることもできますが、ずっと見ているのはつらいと思うので、項目に沿って要点をお伝えします。
なお、正確な記録は11月末くらいに出来上がる「本会議録」をご覧ください。

まず、「投票しやすい環境づくり」について。

江別市ではこれまで、期日前投票所と言えば市民会館のみで、他に広げようとはしていませんでした。
同時に複数の会場を設けると、二重投票を防止するために、一人ひとりチェックしなければならず、確認のためにずっと張り付く職員が必要なこと(江別市職員の人数は、人口比では道内最低レベルです)、システム導入には多額な費用が必要らしいとのこと…などで、なかなか足を踏み出そうとしませんでした。

でも今回、札幌学院大学が協力してくださったこと、熱心に支援する教職員と学生さんがいたことなどで、江別で初めて大学での期日前投票が実現しました!

当日は、107人の有権者が札幌学院大学の期日前投票所で投票。
そのうち18歳から22歳までの方(選管では大学生かどうかを把握する方法がなく年齢データで把握)が34人、それ以外の方が73人という結果でした。

若い方が34人というのを多いとみるか少ないとみるかはそれぞれでしょうが、まずはトラブルがなくできたこと、100人を超える投票があったことは評価できると思います。

さて、ここで課題が浮き彫りになります。
ひとつには、地域の方たちの中に期日前投票所を望む声は少なくないこと。
私のところにも、今回の取り組みを喜ぶ声が届いており、特にご高齢の方は投票日当日だけでなく、余裕を持って期日前に投票したいと思っている方が多いこと。

もう一つは、学生さんの中に、住民票をこちらに移していない方が多いこと。
他所から江別市に転入された学生さんのようすをうかがうと、意外と、出身地で成人式に出たくて住民票を故郷に置いたままにしている方が少なくないとのこと。
それなら! と、ちょっと調べてみましたが、江別市も含め、成人式の参加要件に住民票のあるなしは、関係ない自治体が多いようです。
本来、住んでいるところと住民票は一致させなければならないのですから、不安に思っていることにちゃんと答えて差し上げることも、4つも大学のある江別市としては大事なことだと、質問の中で指摘しました。
あと、地元を転出する段階で転出届を出さなければならないことなど、早め早めのPRが必要なことも言っておきました。
それと、転入届は引っ越しの時に親御さんなど保護者の方と一緒にされる方が心強いと思うので、3月末と4月初めは市役所の大麻出張所の窓口も開けることを検討してほしいと注文しました。

江別の大学に進学する方たちが、不安なく学生生活を送れるように、江別市職員には頑張ってもらわなければなりません!



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