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一般質問:公共交通政策。バスを守ることはもちろん、高齢化が進むもとでは、多角的に考えないとならないと思う [市政の話題]

3件目の質問は、公共交通政策についてです。

実は現在、江別市では法定協議会の「地域公共交通活性化協議会」で、江別市の公共交通のマスタープラン=「地域公共交通網形成計画」、そしてその実施計画=「地域公共交通再編実施計画」の策定に向けた協議を始めたところです。
普通なら、協議会での議論のようすを見た上で、頃合を見計らって市長の姿勢を問うところです。

なぜ、今回、このタイミングで質問したかというと、少々不安を感じているからです。

江別市の公共交通のマスタープランとなる大仕事が、今年度中に協議会での素案の承認まで進め、来年4月には運輸局に素案提出の予定とのこと。
あまりにも時間がなさ過ぎます。
しかも江別市がこの間してきたことは、顔づくり事業を進めている野幌地区に集中していて、8の字のバスの実証運行、実施したアンケートもそれに関わるものでした。
でも、つくるべき計画は、江別市全体、市民全体に関わる公共交通のおおもととなる計画です。

今のままの日程では、急ごしらえでマスタープランをつくり上げることになってしまいます。

高齢化と人口減少が進むもとで公共交通政策をつくることは、容易なことではないはずです。
ですから、これまで「公共交通検討会議」などで熱心に議論してきた内容を反映させることや、公共交通の利用者=市民の視点での検討も加えること、バスを使いにくいと考えて敬遠されている方の中にこそ、ヒントがありはずです。
さらにご高齢の方からの切実な要望。
一般的には、高齢化が進めばバスが必要になると思われがちですが、バス路線が集約されていくなかで、本当に高齢になった方は遠くのバス停まで歩いていくことが大変なんです。
バスだけではなく、タクシー利用なども含めてデマンド型の公共交通の仕組みを考えてほしいとの声をいただいています。

こうしたあれやこれやも含めて、多方面からちゃんと考えるつもりはあるのかと、質問しました。

いずれにしても、これからの協議によるということですが、市民参加で進めなければならないことだと、切に思います。

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