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トヨタが法人税ゼロだったということ [ しんぶん赤旗 より]

トヨタが2008年度から5年間、法人税(国税分)がゼロだったとのこと。

5月8日の豊田章男社長の記者会見が話題になりましたね。
「社長になってから国内では税金を払っていなかった。企業は税金を払って社会貢献するのが存続の一番の使命」、「納税できる会社として、スタートラインに立てたことが素直にうれしい」と話されたとか・・・

2013年分を6月にも納めるということだそうですが、あれほどの会社が納税できるようになって一人前になったと喜んでいるのですから、唖然とする話です。

もちろん、不正を働いていたということではなく、大企業が利用できる優遇税制を活用して非課税状態が続いていたということのようです。

日本共産党は大企業優遇税制を指摘してきましたが、このようにあからさまに見せつけられると、やっぱり腹が立ちますね。

しんぶん赤旗 6月1日付に載っていましたのでご紹介します。
P1000708赤旗 法人税.JPG
第4面に詳しく出ていましたが、税金を払っていなかったのは国税の法人税のことだそうで、住民税や事業税は課税になっていたようです。

それにしても、世界的に知られる企業がこんな状態。
しかも政府は、さらに法人税率を引き下げようとしているのですから、どう考えても理解できるものではありません。

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コメント 3

あたぬき

トヨタは法律に反した訳でもないのに議員に批判されるのはおかしくないですか?

そりゃ脱税でもしてたら批判されて当然だと思いますが、トヨタは今回「納税出来てうれしい」とまで言ってるのに?

トヨタが日本に愛想尽かしたらどうなります?

トヨタが社会に与えている影響は、税金だけの問題ではないと思いますが。
by あたぬき (2014-06-04 19:04) 

あたぬき

大体、地方税の均等割りは赤字申告でも納税するのは、少なくとも議員してるなら一般常識じゃないですか?

「住民税や事業税は課税になっていたようです」

当たり前ですね。
by あたぬき (2014-06-04 19:09) 

高橋

あたぬきさん、はじめまして
コメントの確認が遅くなってしまい、申し訳ありません。

この投稿は大企業優遇税制を批判するものですが、豊田社長の会見の件があったため分かりにくくなってしまったかもしれませんね。

ご存知のことと思いますが、会見での発言から、ネット上で「法人税を払っていなかった」と話題になり、しんぶん赤旗でも取り上げましたが、このフレーズだけだと誤解を招きかねないと思ってまわりくどい説明をつけました。
もちろん、豊田社長は不正をしていたわけではないので、納税のこと自体は批判される筋合いはないと思いますが、会見での発言は見識を疑われても仕方のないものだと感じました。

さらに政府は法人税減税を行おうとしていますので、この間、大企業がため込んできた利益から見ても、この点については批判していかなければならないと思います。

税の制度は、負担能力に応じて課される仕組みであるべきだと思います。
by 高橋 (2014-06-08 12:24) 

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