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小・中学校の入学にかかる費用って・・・ [市政の話題]

あけましておめでとうございます。
みなさんはお正月をどのようにお過ごしでしょうか?

いろんなお仕事があり、祝日やお正月も関係なく勤務されている方も多いと思いますが、とにかく、新しい年が良い年であってほしいと思います。

さて、前回のブログ記事で、江別市でも新小学1年生も就学援助の入学準備金が3月に支給されるようになったとお知らせしました。

憲法で義務教育は無償とされているのですから、そもそもお金がかかること自体をよく考えてみなければならないと思います。

去年、新聞に、道内の公立中学校に入学する際に必要な経費について調べておられる方がいらっしゃると紹介された記事がありましたが、ご記憶されてますでしょうか?

さらに、公立中学校の制服の価格について、公正取引委員会が調査を行ったとの報道もありました。

そんなこともありましたので、今年最初のブログは、前回の続きのような内容です。

昨年、10月に審査が行われた決算特別委員会に、日本共産党議員団から要求した資料のうち、「平成29年度中学校入学時に必要な制服等の費用」というのがあります。
江別市立の各中学校の制服、ジャージ上下、Tシャツ・ハーフパンツ、上靴の価格一覧の資料です。
中学校に入学する際、買い揃えなければならないものは他にもたくさんありますが、学校が指定するもので価格を明らかにしやすいものとしてこれらの資料を求めました。

一般的に言われているように、ブレザーに比べて学生服(いわゆる学ラン)やセーラー服は安く、各校とも学生服は22,000円、セーラー服は26,000円でした。
ブレザーは、学校によって男子用で33,264円から41,007円まで、女子用で33,804円から47,249円までと違いがありました。
ジャージやTシャツ、上靴などの値段も加えた合計額は、男子で38,848円から61,012円、女子で42,848円から65,674円と、開きがあります。
(教育部提出資料 市役所1階の情報公開コーナーで閲覧可能)

国は平成29年の春、就学援助に関する要綱を改善しています(文科省通知に関する赤旗報道のリンク)が、それでもまだ実態はきびしいといえます。

幼児教育や高等教育の無償化も話題になっていますが、ぜひとも義務教育がちゃんと無償で受けられるようにしてもらいたいと、切実に思います。

子どもを育てることや義務教育を受けることは、家庭の事情に左右されないよう、誰もが安心できる制度が整えられるべきではないでしょうか?

ということで、新年の初投稿といたします。




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